レースレポート

DTM ホッケンハイム II

Race1決勝|ゲスト参戦のバトンがいきなり9位獲得! ラストが優勝

2019DTM最終戦ホッケンハイムのRace1。ゲスト参戦でホンダNSX-GTを駆るジェンソン・バトン がいきなり9位入賞を果たした。

吉田知弘

公開日時: 2019/10/05 13:51

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Jenson Button, Team Kunimitsu Honda, Honda NSX Super-GT

 ドイツのホッケンハイムで行われている2019DTM最終戦ホッケンハイムのRace1決勝はポールポジションからスタートしたレネ・ラスト(#33 Audi RS5 DTM)が今季7勝目を記録。今回ゲスト参戦しているスーパーGT勢では、ジェンソン・バトン (#1 RAYBRIG NSX-GT)が9位入賞と大健闘を見せた。

 午前中の予選ではウエットコンディションとなったホッケンハイムだが、天候が徐々に回復しRace1の決勝は曇り空ながらもドライコンディションとなった。さらに今回はスーパーGTから3台がゲスト参戦しており、DTMと同じルールのもとで初めてレースに臨んだ。

 予選で好タイムを記録したバトンが6番手、#37 KeePer TOM’S LC500には平川亮が乗り込み19番手、#35 MOTUL AUTECH GT-Rは松田次生がRace1に出走し20番手につけた。

 しかし、スタート直前になって松田のマシンにトラブルが発生し、ピットにマシンが戻され19台でスタートが切られた。ポールポジションのラストは好ダッシュを決めてトップを死守。2番手にマルコ・ウィットマン(#11 BMW M4 DTM)がつけるが、ターン6のヘアピンを立ち上がったところでマイク・ロッケンフェラー(#99 Audi RS5 DTM)が2番手に浮上した。

 一方、初めてGTマシンでのスタンディングスタートに挑んだバトンはポジションをひとつ落とし7番手で1周目を完了。2周目のターン1でアウト側から前のマシンを果敢に抜きにかかったが、逆に失速の原因となってしまい、ポジションをさらにふたつ落としてしまった。また19番手スタートの平川は1周目にピットイン。集団から離れたところでレースを進めた。

 その後、ニコ・ミューラー(#51Audi RS5 DTM)がペナルティを受けたことで、バトンは8番手に浮上したが、スーパーGT車両はDRSとプッシュ・トゥ・パスが使えないため、接近戦になると不利な展開に。11周目にはミューラーにパスされてしまった。

 トップ争いではラストが徐々にリードを広げていく中、2番手争いが白熱。12周目のターン6でウィットマンがロッケンフェラーのアウト側に飛び込むと、そのままターン8まで続いたサイドバイサイドのバトルを制し2番手の座を取り戻した。

 10周を過ぎるとタイヤ交換を行うマシンが増え始め、レースの折り返しに差し掛かる27分を迎えた17周目にはバトンもピットイン。しかし、スーパーGTとは異なるピット作業のルールに慣れない部分もあってか、このピットストップで一気に15番手までポジションを下げてしまった。

 トップを走るラストがピットストップを行った直後の18周目にフィリップ・エング(#25 BMW M4 DTM)がターン10を超えたところでマシンストップ。安全確保のためセーフティカーが導入された。

 ちょうどこのタイミングで、トラブルの修復を終えた松田がコースイン。トップから17周遅れとなってしまったが、レースを開始した。

 22周目にレースが再開されるとトップ争いが白熱。セーフティカー出動で差を縮めることに成功した2番手のウィットマンはトップのラストに接近。25周目のターン6でインに飛び込みトップを奪った。しかし、今季すでにシリーズチャンピオンを決定しているラストも簡単に引き下がることはなく、DRSを駆使してウィットマンに接近。27周目のターン6でオーバーテイクに成功し、トップを奪い返した。

 その後も2台は約1.5秒の間隔で一進一退のバトルをみせたが、レース終盤はラストが隙を見せない走りを徹底し、38周でフィニッシュ。今季7勝目を飾った。2位にはウィットマン、3位にはロッケンフェラーが続いた。

 セーフティカー解除後は中団グループで接近戦のバトルを繰り広げたバトン。途中オーバーテイクも見せるなど、初めてのDTM参戦とは思えない走りを披露。他車のペナルティ等もあり、最終的に9位までポジションを上げて、いきなりポイント圏内でフィニッシュした。

 序盤は後方でのレースとなった平川も最後はポジションを上げて13位。松田は18位で初めてのDTMでのレースを終えた。

 翌日の10月6日(日)にはRace2が開催され、1号車は引き続きバトンがドライブ。35号車はロニー・クインタレッリ、37号車はニック・キャシディが出走する。

【リザルト】DTM最終戦ホッケンハイム:Race1決勝

順位 ドライバー クルマ 周回数 タイム 差 前車との差 ポイント 1 Germany René Rast Audi RS 5 Turbo DTM 38 1:01'00.948     25 2 Germany Marco Wittmann BMW M4 Turbo DTM 38 1:01'02.641 1.693 1.693 18 3 Germany Mike Rockenfeller Audi RS 5 Turbo DTM 38 1:01'11.645 10.697 9.004 15 4 Netherlands ロビン フラインス Audi RS 5 Turbo DTM 38 1:01'18.743 17.795 7.098 12 5 France ロイック デュバル Audi RS 5 Turbo DTM 38 1:01'25.172 24.224 6.429 10 6 Germany Timo Glock BMW M4 Turbo DTM 38 1:01'26.708 25.760 1.536 8 7 United Kingdom Paul di Resta Aston Martin Vantage DTM 38 1:01'27.387 26.439 0.679 6 8 Canada Bruno Spengler BMW M4 Turbo DTM 38 1:01'28.218 27.270 0.831 4 9 United Kingdom ジェンソン バトン Honda NSX-GT 38 1:01'32.440 31.492 4.222 2 10 Sweden Joel Eriksson BMW M4 Turbo DTM 38 1:01'32.816 31.868 0.376 1 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 カンポス、パンテーラ……相次ぐF1新規参入計画。F1側は「真剣な議論はない」

次の記事 2019-2020 FIA 世界耐久選手権(WEC)第2戦 富士6時間耐久レース:決勝ライブテキスト

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

吉田知弘



次なる目標に向かって……GT300王者の藤波清斗、今季はSFライツのフル参戦も狙う

SFライツ

SFライツ 2021/03/11

次なる目標に向かって……GT300王者の藤波清斗、今季はSFライツのフル参戦も狙う



早くも日産ファミリーの一員に……松下信治、新天地でリラックスした表情見せる

スーパーGT

スーパーGT 2021/02/16

早くも日産ファミリーの一員に……松下信治、新天地でリラックスした表情見せる



スポーツランドSUGO、2月13日の地震による被害はなし。改修工事も順調に進行中

General

General 2021/02/15

スポーツランドSUGO、2月13日の地震による被害はなし。改修工事も順調に進行中

最新ニュース



Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート 

Moto3

MOT3 Moto3

日本

6 分前

Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート 



マルティン獲得、その理由。立て直し中のヤマハ「我々を必要としていると感じさせてくれた」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストリアGP

1 時間前

マルティン獲得、その理由。立て直し中のヤマハ「我々を必要としていると感じさせてくれた」



バクーで“ヒヤリ”。F1マシンの速度差問題は改善傾向も、未だ危険だとペレス「近いうちに何か良くないことが起きるのではないか」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

バクーで“ヒヤリ”。F1マシンの速度差問題は改善傾向も、未だ危険だとペレス「近いうちに何か良くないことが起きるのではないか」



トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」

WEC

WEC WEC

Fuji

12 時間前

トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録