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DTMホッケンハイムRace2決勝|ミューラー完勝。スーパーGT勢ウエットに苦しむ

DTMのホッケンハイム戦レース2の決勝レースが行われ、ゲスト参戦したスーパーGT勢はウエット路面に大苦戦し、バトンの16位が精一杯。優勝はアウディのニコ・ミューラーだった。

Jenson Button, Team Kunimitsu Honda, Honda NSX Super-GT

写真:: Alexander Trienitz

 DTM最終戦ホッケンハイムのレース2が行われ、ニコ・ミューラー(アウディ)が優勝を果たした。ゲスト参戦した日本のスーパーGT勢はウエットタイヤへの適応に苦しみ、ジェンソン・バトンの16位が最高位だった。

 スーパーGTマシンがDTMに挑む歴史的な1戦となったホッケンハイム戦。そのレース2は生憎の雨、そして気温は10度と真冬のようなコンディションとなった。

 そのスーパーGT勢は、ニック・キャシディ(#37 KeePer TOM'S LC500)が16番手、ジェンソン・バトン(#1 RAYBRIG NSX-GT)は19番手、ロニー・クインタレッリ(#35 MOTUL AUTECH GT-R)が20番手からスタートした。

 なおフォーメーションラップでは、アストンマーチンのポール・ディ・レスタがマシントラブルによりストップしてしまった。

 好スタートを決めたのは、ポールポジションのミューラー。しかしミューラーも含め複数のマシンが、ターン1のランオフエリアに飛び出してしまうことになった。

 ただこのターン1では、大きな混乱は発生せず。8番手スタートだったレネ・ラスト(アウディ)は、1周目に一気に2番手までポジションを上げることに成功した。

 一方キャシディは、ジョナサン・アバーディン(アウディ)と接触したことによりコントロールを失い、ウォールにクラッシュ。早々にレースを諦めることになってしまった。

 またアストンマーチンのダニエル・ジュンカデラのマシンもストップ。ジュンカデラのマシンは炎上してしまい、これでレースは赤旗中断となった。

 10分ほどの中断を経て、レースは再スタート。この再スタートは、1列縦隊のローリング形式で行われた。

 ミュラーが無難なスタートを決める中、ラストがこれに迫ろうとする。後方ではクインタレッリが早速ピットイン。ただこのタイミングではタイヤ交換の義務を消化したとは認められなかったため、後に再びピットインすることになった。バトンもクインタレッリの翌周にピットストップを行った。

 ピエトロ・フィッティパルディ(アウディ)とフィリップ・エング(BMW)には、赤旗中断中の作業違反により、ドライブスルーペナルティが科せられた。

 5周を終えた時点では、マイク・ロッケンフェラー(アウディ)を先頭に、9台のマシンがピットストップを行う。6周を終えた時点ではミューラーやロイック・デュバル(アウディ)がタイヤ交換を済ませた。

 なおこのピットストップの際に、マルコ・ウィットマン(BMW)にアンセーフリリースがあったとして、ドライブスルーペナルティが科された。

 今季王者のラストは7周目を終えた段階でピットストップ。これでミューラーの前に出ることに成功する。ただラストのタイヤは十分に温まらず、グリップを失ってオーバーラン。この間にミューラーが再び先行する形となった。ラストはその後もペースが上がらず、ロッケンフェラーなどに抜かれ、ポジションを落とした。

 ジェイミー・グリーン(アウディ)、ジョエル・エリクソン(BMW)、ブルーノ・スペングラー(BMW)らは、ピットストップを遅らせる。そんな中スペングラーが14周終了時点でピットイン。またクインタレッリも2度目のストップをほぼ同じタイミングでこなす。

 19周目、5番手まで落ちていたラストが、ファステストラップを更新。追撃態勢に入った。その後にはティモ・グロック(BMW)やロッケンフェラーもペースアップ。首位のグリーンもペースを上げ、後続とのギャップを築こうとする。

 タイム表示がゼロになり、残り1周となった段階で、グリーンとエリクソンがピットイン。ようやくタイヤを交換する。

 グリーンは4番手でコースに復帰。タイヤが全く暖まっていない状況にも関わらず、グロックとサイド・バイ・サイドの戦いを繰り広げる。ただタイヤの差はいかんともし難く、グロックに軍配が上がる。

 結局首位でフィニッシュしたのはミューラー。2位にはロッケンフェラー、3位にはラストが入った。グリーンは5位となった。

 スーパーGT勢はハンコックのウエットタイヤへの適応に大苦戦。他車より3秒程度遅いペースで走るのが精一杯で、結局バトンは16位、クインタレッリが17位となった。

 満足いく結果ではなかったものの、スーパーGTがDTMのレースに初めて参戦した歴史的なレースは、これで幕を降ろすことになった。

 優勝したミューラーと今季チャンピオンのラストは、最終コーナー付近で派手なドーナツターンの競演を披露。他のマシンもこれに加わった。

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 ポイント
1 Switzerland Nico Müller 27 -     25
2 Germany Mike Rockenfeller 27 3.8 3.80 3.80 18
3 Germany René Rast 27 8.4 8.40 4.60 15
4 Germany Timo Glock 27 11.8 11.80 3.40 12
5 United Kingdom Jamie Green 27 13.0 13.0 1.20 10
6 Sweden Joel Eriksson 27 16.2 16.20 3.20 8
7 Netherlands ロビン フラインス 27 22.1 22.10 5.90 6
8 United Kingdom Jake Dennis 27 36.9 36.90 14.80 4

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