【DTM】運営代表のベルガー「DTMは2メーカーでもやっていける」

DTM運営団体の代表であるベルガーは、2メーカーのみの参戦に問題はなく、シリーズを続けていけると話した。

 元F1ドライバーで、現在はDTM(ドイツツーリングカー選手権)の運営団体『ITR』の代表を務めるゲルハルト・ベルガーは、DTMはアウディとBMWの2メーカーのみの参戦でも問題ないが、他のメーカーを招致するためには時間が必要だと語った。

 DTMを主催するITRの代表を務めているベルガーは、メルセデスが2018年限りでDTMを撤退するが、DTMにはこういった状況を生き残ってきた前例があると話した。また、2019年に向けて新たなマニュファクチャラーを招致するための時間もあるという。

 ベルガーは、「全員にとって、メルセデスの撤退は大きなニュースだった」とmotorsport.comに話した。

「今は我々が何を感じ、そして落ち着いて、何をするのが正しいステップなのかを考えるために、3~4週間かかるだろうとみんなが感じている。もちろん、今は最悪な気分なのだが」

「しかし2006~2011年には、メルセデスとアウディという2メーカーのみの時期もあった。なぜもう一度そういう状況になってはいけないのか、私には理由がわからない」

「他のマニュファクチャラーを招くために、できれば1年から1年半の時間が欲しい」

 カギとなるのは、DTMでは2019年から2リッターターボチャージャーエンジンを使用することになっていることである。またこのエンジンは、すでに日本のスーパーGTで使われているものと同じ仕様であり、他のメーカーに比べて、レクサス/ホンダ/ニッサンはDTMにエントリーしやすくなっている。

「適切なパワートレインのコンセプトについて、ちょうど話し合いを行ってきたところだ」とベルガーは語った。

「2リッターで、4気筒ターボが最有力候補となっている」

「しかし現在は、すべてのことが停止している状態だ。8月の終わりには、我々がどちらの方向へ向かうのかがわかるだろう」

 ベルガーは、DTMが現行のGT3マシンのレギュレーションを採用するのではないか、という憶測を重視していないという。なおGT3のレギュレーションを採用した場合は、マシンのパフォーマンス制限がいくらか軽減されると考えられている。

「今我々がやらなければいけないことは、この状況に対応することだ」

「先週はまだメルセデスが撤退発表を行っていなかったが、その時までは何が適切なのかという非常に明確な考えを持っていた」

「たくさんのアイデアがあるが、現行のDTMのコンセプトは素晴らしいものだと言わねばならない。だが我々が何をしていくべきなのかは、これから考えてみよう」

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シリーズ DTM
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