レッドブル、AFコルセと組みDTM参戦。アルボン、キャシディ、ローソンの強力布陣
レッドブルはAFコルセと組み、今季のDTMに参戦することを発表。マシンはフェラーリ488 GT3 EVOで、アレクサンダー・アルボン、ニック・キャシディ、リアム・ローソンの超強力な布陣でシーズンを戦うことになった。
AF Corse Red Bull design for Liam Lawson
Red Bull Media House
レッドブルは、AFコルセと組んで今季のDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦することを発表した。
【ギャラリー】レッドブル×AFコルサのDTMマシン。アルファタウリカラーも
今季からGT3マシンのシリーズとして再スタートを切るDTM。レッドブルはAFコルセと組み、2台のフェラーリ488 GT3 EVOを走らせることになった。
この2台のうち1台はレッドブルのカラーリングを纏い、今季はFIA F2にも参戦するリアム・ローソンがドライブする。そしてもう1台のマシンはアルファタウリのカラーリングとなり、昨年までレッドブルF1をドライブしていたアレクサンダー・アルボンと、今季はフォーミュラEにフル参戦するニック・キャシディがシェアすることになる。
「DTMは才能豊かなドライバーたちがいて、エキサイティングなレースが展開する素晴らしいシリーズだ」
レッドブルのプレスリリースにそうコメントを寄せたアルボンは、ツーリングカーのドライビング経験がほとんどなく、新たな挑戦になるだろうと続けた。
「シングルシーターとは全然違う。ダウンフォースはかなり低くて、タイヤも全く違うだろうから、これまでとは異なるドライビングスタイルが要求される。慣れるにはちょっと時間がかかるだろうけど、今のF1活動の他に、機会があるときに新たなレースにチャレンジするのが楽しみだ」
またDTMを運営するITRの代表を務めるゲルハルト・ベルガーは、レッドブルのDTM参戦を次のように歓迎した。
「レッドブルとフェラーリの双方が、モータースポーツ界とそこを超えて広がる絶対的な成功を象徴する世界的なトッププレーヤーだ。我々は彼らトップブランドがDTMにおける特殊なプロジェクトで結びつくことを心から喜んでいる。彼らは誉れ高いチャンピオンシップで勝利すべく、力を合わせていくだろう」
「3人のハイクラスなドライバーによる前例のないコラボレーションは、とりわけ有望だ。F1ドライバーにして表彰台経験のあるアレックス・アルボン、GTのプロフェッショナルとして複数のレースで勝利しているニック・キャシディ、そして若き才能であるリアム・ローソンがひとつのチームを組むのだ。これは完璧な融合であり、来るDTMシーズンの興奮度を高く維持することだろう」
2021年のDTMは、6月18〜20日にかけて開催されるモンツァ・ラウンドで開幕を迎える。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments