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DTMが生き残るために電動化が必須? F1王者ロズベルグの提言

2016年のF1王者であるニコ・ロズベルグは、DTMが生き残っていくためには、今後10年以内に電気パワーを導入することが必要不可欠だろうと考えている。

Nico Müller, Audi Sport Team Abt Sportsline, Audi RS 5 DTM

Nico Müller, Audi Sport Team Abt Sportsline, Audi RS 5 DTM

Andreas Beil

 DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は、昨年限りでNA(自然吸気)のV8エンジンに別れを告げ、今季から直4ターボエンジンを採用している。これは、クラス1規定の下で統一を図るスーパーGTと同一仕様である。

 DTMを運営するITRのゲルハルト・ベルガー代表は最近、2021年もしくは2022年に、現在のクラス1のパワーユニットにハイブリッドシステムを付け加える計画があることを明らかにしている。

 しかし2016年のF1王者であるニコ・ロズベルグは、自動車メーカーにとって魅力的なシリーズであり続けるためには、DTMはさらに一歩前進必要があると考えている。

「ある日、全ての自動車メーカーが電気自動車を販売することになったら、DTMも電気でなければならない。それは確かだ」

 ロズベルグはそうmotorsport.comに対して語った。

「それが7年以内に起きるのか、それとも4年以内に起きるのか、そういうことを確かめる必要がある。でも我々は、間違いなくそれを注視していかなければいけない」

 伝統的なスタイルのレースを好むファンを引きつけるために、ハイブリッドや電化を完全に回避したシリーズとしてDTMが繁栄を続けていく可能性はないと思うかと尋ねると、ロズベルグは次のように持論を繰り広げた。

「その可能性もあるかもしれない。誰もがまだ、エンジン音を愛している。電動化への移行が、走行音を静かにするということを意味するのであれば特にね」

 そうロズベルグは語った。

「ノイズを残したレースシリーズを続けていくことは確実にできる。問題は、メーカーがその方向性を支持しないということだ」

「自動車メーカーが関与しない形で続けていくのならば、それも可能だろう。しかし自動車メーカーの存在は必要だ。だから、(電動化やハイブリッド化を排除する方法は)うまくいかないと思う」

 しかしアウディは、エンジンカーでモータースポーツを続けていくのは、まだ理に適ったことだと考えているようだ。フォーミュラEにも参戦を続けるアウディだが、DTMの現在の状況には満足しているようだ。

「アウディは近い将来、電動のパワートレインを積んだクルマではなく、内燃機関(エンジン)のクルマの方を多く売ることになるだろう」

 アウディのモータースポーツ部門のトップであるディーター・ガスはそう語った。

「それが、現代の内燃機関を搭載したレースシリーズが、間違いなく理に適っている理由だ」

 BMWもアウディと同様に、フォーミュラEにワークスチームを送り込んでいる。同社はFIA世界耐久選手権(WEC)のプロジェクトを終了させることを明かしたが、一方でDTMへの参戦は続けていくことを明言している。

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