ニコ・ロズベルグ、DTMワイルドカード参戦の打診を断る

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ニコ・ロズベルグ、DTMワイルドカード参戦の打診を断る
執筆:
協力: Sven Haidinger
2019/04/08 23:19

2016年のF1王者であるニコ・ロズベルグは、今季のDTMへワイルドカード参戦する可能性についてアウディから打診を受けたが、これを断ったことを明らかにした。

 2016年にチームメイトだったルイス・ハミルトンとの激しい争いを制し、F1ワールドチャンピオンに輝いたニコ・ロズベルグ。しかしそのシーズン終了直後に電撃引退を発表。それ以降、レースへの復帰を果たさずに今まできている。

 とはいえロズベルグは、フォーミュラEチームの運営に関わるなど、他の形でモータースポーツへの関与を続けている。

 そのロズベルグには、アウディのモータースポーツ部門のトップを務めるディーター・ガスから、DTMにワイルドカード参戦する可能性について、問い合わせがあったという。しかしながら、コースを”楽しむ”目的以外で、アウディのDTMマシンを走らせることはないと、ロズベルグは語る。

「アウディのディーター・ガスが、ゲストドライバーとしてレースに参加するつもりはないかと尋ねてきたんだ」

 ロズベルグはmotorsport.comに対してそう語った。

「でも、僕は断った。それをすることはないだろう」

「ただ楽しむためだけに乗るのなら、イエスだ。でも僕は、もはや自分の身体をマネジメントすることはない。F1をやっていたときには、僕は腕と手をものすごく鍛えなければいけなかった。今はそれほど良いコンディションにあるようには見えない」

 DTMは昨年、ゲスト参戦のコンセプトを発表した。そしてアウディ、メルセデス、そしてBMWの3メーカーは、いずれも7台目のマシンを1戦に限り走らせた。

 マシアス・エクストロームは、開幕戦ホッケンハイムでアウディのマシンを走らせ、またCARTチャンピオンのアレックス・ザナルディも、ミサノのBMWを走らせた。また、WRC(世界ラリー選手権)王者のセバスチャン・オジェも、メルセデスのマシンを駆ってレッドブルリンクでDTMデビューを果たした。

 それ以降、DTMを運営するITRの会長であるゲルハルト・ベルガーは、セバスチャン・ベッテルやルイス・ハミルトンのようなF1スターをゲストドライバーとして招聘することに積極的になってきた。とはいえもちろん、ベルガーはF1ドライバーが現役中に他のレースに参戦するのは難しいことは理解している。

 ロズベルグも、現役のF1ドライバーがDTMに参戦するのは難しいだろうと考えている。

「それが可能だとは思わない。彼らにはやるべきことがたくさんあるのだ。彼らはそれに集中しなければならない。彼らが今、DTMを始めることはできないだろう」

 そう語るロズベルグだが、F1ドライバーよりもむしろフォーミュラEドライバーをワイルドカード参戦させるべきだと提案する。DTMに参戦するアウディは、シーズン1からフォーミュラEに参戦中。またBMWも、今季からBMWアンドレッティとしてフォーミュラEに参戦をスタートさせた。

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シリーズ DTM , F1
ドライバー ニコ ロズベルグ 発売中
執筆者 Rachit Thukral
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