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参戦メーカー数の減少に苦しむDTM。生き残るためにGT3マシンを採用?

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参戦メーカー数の減少に苦しむDTM。生き残るためにGT3マシンを採用?
執筆:
協力: Sven Haidinger
2020/04/24 3:30

ル・マン24時間レースで2度優勝、F1など様々なカテゴリーに参戦した元レーシングドライバーのハンス-ヨアヒム・シュトゥックは、DTMが今後も存続していくためには、GT3カーを導入するなど、新たな策が必要だと語った。

 ドイツ・ツーリングカー・マスターズ(DTM)は、参戦メーカー数の現象という危機に瀕している。メルセデスはフォーミュラE参戦にそのリソースをシフトするために、2018年限りでDTMから撤退。2019年にはR-モータースポーツが走らせるアストンマーチンが加わったが、それも1年限りで撤退してしまうこととなり、2020年はアウディとBMWのマシンのみ、合計16台で戦われることになっている。

 アウディは、モータースポーツへの関与を変更することを評価していると見られており、2020年以降現在の契約が終了した後にはDTMを離れ、フォーミュラEに専念することを選ぶのではないかとも言われている。

 これが現実のモノとなってしまえば、DTMにはBMWの1メーカーしか残らないということになり、シリーズの存続も危ぶまれてくる。

 アウディのマシンでDTMに参戦、1990年にはドライバーズタイトルも獲得しているハンス-ヨアヒム・シュトゥックは、DTMがクラス1規定のマシンを使い続けることを諦め、GT3マシンを投入することで、その危機を回避することができると信じている。

「私がDMSB(ドイツ・モータースポーツ連盟)の代表である限り、私のアプローチは次のようなモノだった。『ゲルハルト(ベルガー/DTMの運営団体であるITRの会長)、この素晴らしいプラットフォームのDTMを存続させるためにはどうすればいい? 今のような非常に特殊なマシンを走らせるのは、本当に正しいことなのか? それとも、ある年からマシンを変更して、GT3を使うことはできないか?』というようなね」

 シュトゥックはそうmotorpsort.comに対して語った。

「ゲルハルトは、常にそのことについて強く反対してきた。『それは問題外だ。私はBoP(性能調整)は好きじゃない!』と言ってね。しかしその後で、信じられないほど興味深いことが起きた」

「2月の初め、ウォルフガング・ポルシェとゲルハルト、そして私が偶然顔を合わせることがあった。そして、ウォルフガングがこの話題を持ち出したんだ」

「ゲルハルトがGT3の導入について、一貫して否定的な意見を言わなかった。初めてのことだ。彼は必ずしも(GT3の導入について)前向きなことを言ったわけではない。しかし、彼は耳を傾けた。それは良いことだと思ったよ」

 シュトゥックは、GT3を採用すれば、ヨーロッパと日本のメーカーだけが製造する高価な”クラス1”のマシンに頼るのではなく、DTMで様々な車種を走らせることができるようになると考えている。

 シュトゥックはまた、ADAC GTマスターズ・シリーズと同じ週末に、DTMがレースを主催するというアイデアを提案。これについては、ベルガーも支持しているという。

「いつかスタートしなければならないシーズンがある」

 そうシュトゥックは語った。

「”GTM”の実現について考えるために使う時間がある。どうやって続けていくのか、そしてそれにはいくらかかるのか、特に全てのメーカーが再び議論している」

「これが実現した場合、使える車種は11もしくは12種類になる。そのうち6つか7つを使うことができれば、完全な形になるだろう。そして、ステファン・ラテル(SRO/GTワールド・チャレンジ・ヨーロッパの運営団体)を通じてBoPを取得するのは、何か問題になるのだろうか? それは時代の流れだ」

「3番目や4番目のメーカーを探すよりも、勢いに繋がる可能性がある。GT3には今、スプリントレースはない。GT3だけでなく、GTEマシンでも実現できるだろう」

■日本メーカーがDTMに参入する可能性は低い?

Yuji Tachikawa, Lexus Team Cerumo Lexus LC500

Yuji Tachikawa, Lexus Team Cerumo Lexus LC500

Photo by: Andreas Beil

 DTMは最近では日本のスーパーGTとの連携を強化しており、2019年にはドイツと日本で1戦ずつの交流戦を開催した。そして2020年からは、クラス1規定に完全準拠したマシンがスーパーGTに投入され、両者のレギュレーションもほぼ揃う形となった。

 しかしシュトゥックは、日本のメーカーがDTMにフル参戦する可能性は低いだろうと考えている。

「それはあまりにも特別なモノだ」

 クラス1のレギュレーションについて、シュトゥックはそう語った。

「もしGT3マシンを持っているならば、そのクルマを使うことができる様々な方法がある。しかしクラス1のマシンが走れるシリーズはふたつしかない」

「日本に行くという考え方や、レースを一緒に開催するということは、素晴らしいことだと思った。しかし、日本のメーカーがDTMにフル参戦することや、DTMのマシンが日本のレースにフル参戦することは、あまり想像できない」

「結局のところ、私はいくつかの議論に参加したが、将来に向けた見通しはあまりなかった。特に今は(新型コロナウイルスの影響により)厳しい状況だ」

「日本のメーカーがDTMに参戦するのならば……私はその最有力候補はトヨタだと思うが、他のチームが長年の経験を持っているシリーズで、ゼロからスタートしなければならない」

「我々は昨年、アストンマーチン で、勝利するのがどのくらい大変かということを目にした。メーカーはそれほどの期間、そういう状況を続けることができるのだろうか? きちんとやりたいのなら、常に行ったり来たりする必要があると思う」

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この記事について

シリーズ DTM
執筆者 Rachit Thukral