ミカ・ハッキネン、初の鈴鹿10Hは22位完走「素晴らしい経験になった」
2019鈴鹿10時間耐久レース。ミカ・ハッキネンが乗り込んだ#11 Planex SmaCam Racingは22位完走を果たした。

鈴鹿サーキットで行われたBHオークション鈴鹿10時間レース2019。#11 Planex SmaCam Racingから参戦したミカ・ハッキネンは、非常に良い経験ができたと語った。
石浦宏明のドライビングで25番グリッドからスタートした11号車は、開始から1時間を過ぎたところでハッキネンにドライバー交代した。18年ぶりに挑んだ鈴鹿サーキットでの決勝レースだったが、2分05秒~2分06秒台の安定したペースで周回を重ねるなど、ブランクを全く感じさせない走りを披露した。その後、ハッキネンは午後と夕方にもマシンに乗り込み、この日は合計3スティントを担当。走行中は一度も接触などアクシデントに巻き込まれることはなく、22位完走に貢献した。
「本当に素晴らしい経験になった。レースのレベルも、ファンを含めた会場の雰囲気もファンタスティックだった。マクラーレンのGT3カーでこの鈴鹿でレースができて本当に嬉しかった」
そう語ったハッキネン。久しぶりの鈴鹿でのレースを満喫したようだが、改めて鈴鹿10Hというレースの厳しさを痛感したという。
「これはとてもタフなレースだ。10時間もの間、これだけ激しいレースをしなければいけないのは本当に大変なことで、良い結果を出すためにしっかりと準備をしなければいけない」
「あとは、ただ速く走るだけではなくてチームワークも必要だということもわかった。3人のドライバーが交代しながら走って、みんなで協力してゴールを目指す。その中でお互いテクニックを学びながら、少しでも良い状態にしていく……このスタイルは僕はすごく気に入った」
「こういった素晴らしい機会を与えてくれた鈴鹿サーキットに心から感謝している」
気になる来年の参戦についてハッキネンは、明確な回答を避けた。まずはチーム含め関係者たちと、今回のレースの振り返りを行いたいと語った。
「今回のレース全体のことを振り返って、良かった点、悪かった点を洗い出したい。その上でこのレースへの参戦を続けるかどうかを話し合えればなと思っている。そこが一番重要なことだ」
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