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マーシャルの対応が遅すぎた! バサースト”飛び入り消火”の観客が事情説明

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マーシャルの対応が遅すぎた! バサースト”飛び入り消火”の観客が事情説明
執筆:
2019/02/03 5:57

バサースト12時間のフリー走行で起きたクラッシュで、消火活動を行った観客がその時の状況を語った。

 バサースト12時間レースのフリー走行で発生したブラック・スワン・レーシングのポルシェ540号車の大クラッシュの際、マーシャルよりも消火活動を行った観客が、当時の状況を明かした。

 クラッシュの現場でレースを観戦していたトレバー・ジャクソンは、リヤエンドから火の手が上がったマシンに対するマーシャルの対応が遅すぎると感じ、マーシャルポストから消火器を掴んで火を消そうとしたのだという。

 彼の消火器が使い果たされると、2人目の観客ボブ・レバーマンも消火活動に参加。その後、現場にセーフティクルーが到着すると、その2人はコース外に出た。

 この事態をうけて、イベントの主催者であるスーパーカーズ・イベントとオーストラリアモータースポーツ連盟は調査を進めていた。

 当時の状況について語ったジャクソンは、まず自身の行動が安全面に与えた影響を完全に理解していると話した。ただ、それでもウォールを超えて自分が消火活動をする以外に選択肢はないと感じたと主張した。

「私は、火の玉を見ました。『問題ない、マーシャルがそこにいる』と思いましたし、4つか5つ消火器があったので大丈夫だと思っていました」と、彼はmotorsport.comに語った。

「だから、私は他のみんなと一緒に座っていたんです」

「でも、(マーシャルは)何もしていないようだったんです。彼らはただそれを見ていただけでした。『消防車が来るんだ』と思っていました。アウディのマシンがその前にクラッシュした時には、すぐに来ていましたから」

「それから少し待ちました。私たちはみんな、『火が出ている』と叫んでいました。マーシャルは死角にいたので見えなかったのかもしれません。しかしコースの反対側にいた人たちでさえ叫んでいました。それでも消防車は来ません」

「私はウォールを飛び降りなければなりませんでした。何かをしなければならないと思ったんです。誰かが生きたまま焼かれるところなんて見たくありません」

「でも何かが来ていないかは常に見ていました。それが安全上問題であることは分かっていました。他のマーシャルがフラッグを出して、マシンが減速しているのが見えました」

「消火器を使いました。ホースが破裂し私の手の中で暴れましたが、最善を尽くしました。隣にいた別の人が、もうひとつ消火器を使って、それがうまくいきました。その後に消防車が到着したんです」

【動画】バサースト12時間レース、フリー走行で起きた540号車のクラッシュ後の対応

 ジャクソンは、マーシャルに対して国際的なイベントにふさわしい対応をして欲しいと語った。

「マーシャルのリーダーが来て、私を見ました。彼は私を怒るつもりだと思いました。覚悟はしていたんです。彼は『なあ、君の消火器はホースが破裂していたな。我々は本体は点検したが、ホースはしていなかった。それでは誰かの命が犠牲になってしまう』と言ったんです」

「私は文句を言っているわけではありません。でもこれは国際的なイベントです。国際イベントらしく見せるべきです。世界中の人々が見ているのですから……」

 ソーシャルメディアでは、ジャクソンの素早い行動を称賛する意見もあれば、彼の行動は無謀であるという意見もある。今回のジャクソンの行動が100パーセント正解だった、間違いだったというのは難しいだろう。しかし彼自身は、自分の決断に満足している。

「確かに、私たちはトラックに出ました。通常なら、トラックに飛び降りるなんてことはしないでしょう。しかし、私はマーシャルがマシンを減速させていることを知っていました。そして、他には何も起きていませんでした」

「私たちは待って……待って叫んでいたんです。ただそこに立って、マシンの中に火が近づいていくのを見ていられなかったんです」

 540号車に乗っていたティム・パパスは、救急ヘリでシドニーの病院に搬送され、右腕と骨盤を骨折していると診断された。

トレバー・ジャクソン(左)とボブ・レバーマン(右)

トレバー・ジャクソン(左)とボブ・レバーマン(右)

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この記事について

シリーズ Endurance
イベント Bathurst 12 Hour
ドライバー Tim Pappas
チーム ブラックスワン・レーシング
執筆者 Andrew van Leeuwen