GSRから鈴鹿10耐に参戦する小林可夢偉「たくさんの賞金を獲得する!」

小林可夢偉が、サードドライバーとしてグッドスマイルレーシングから鈴鹿10時間耐久レースに参戦することが発表された。

 グッドスマイルレーシングは23日、2018シーズンのスーパーGT参戦体制について発表。同時に来年8月に初開催される鈴鹿10時間耐久レースへのエントリーも発表し、小林可夢偉をサードドライバーとして起用することも明らかにされた。

 初音ミクGTプロジェクトの開始10シーズン目を迎えた今年、新たな挑戦としてスパ24時間レースに挑戦。GT300でレギュラーを務める谷口信輝、片岡龍也に加え、WECやスーパーフォーミュラで活躍する小林可夢偉を起用し、チーム初となるヨーロッパでのレースに挑戦した。しかし予選で大クラッシュを喫し、ギリギリのところで修復作業が間に合い決勝に出走したが、途中またしてもアクシデントに見舞われてしまいリタイアを余儀なくされた。

 再びグッドスマイルレーシングで耐久レースへの出場が決まった可夢偉。鈴鹿10耐の特徴でもある“賞金”を狙いに行くと意気込んでいた。

「初めて開催されるレースですが、是非ともたくさんの賞金を獲得して帰りたいなと思っています。そのために優勝を狙っていきたいですし、ヨーロッパの強豪がやってくると思います。そこでしっかり僕たちの力を見せたいなと思います」

 初開催となる2018年は、大会全体での賞金総額は1億円。その内訳を見ていくと優勝は3000万円、2位1500万円、3位800万円となっている。さらに特別賞として、アジア地域から参戦するチームの上位にはアジア賞が設けられ、該当チームの中で1位に300万円が与えられる他、ベストラップ賞、ポールポジション賞、ベストパフォーマンス賞、ベストピットワーク賞などが用意され、それぞれの賞金は100万円となっている。さらに10時間のうちの各時間ごとの総合トップチームには「1hourトップ賞」として10万円(各時間ごと)が用意されている。そのためレース展開次第では、優勝賞金の3000万円以上の金額を獲得できる可能性もあるのだ。

 今年はスパ24時間に同チームから挑戦した可夢偉だが、次は10時間耐久ということで、同じ耐久レースであっても、少し戦い方は変わってくる模様。スパ24時間のリベンジというよりも、新たな挑戦として今回の参戦を捉えているようだ。

「今回の参戦はスパのリベンジというよりも、今回は10時間耐久なので別のものと考えて戦わなきゃいけないなと考えています」

 また現在はWECにもフル参戦している可夢偉。耐久レースへの挑戦というところにも魅力を感じているようで、来年初めての開催となる鈴鹿10耐にも興味津々の様子。早くも当日のレースを楽しみにしている様子だった。

「今のレースの主流の一つとして耐久というのがあるし、鈴鹿サーキットもこれまでの1000kmから10時間耐久に変えたということで、そこに対して純粋にチャレンジしていきたいです。もちろん、当日はたくさんの人に見てもらいたいなと思っています」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ Endurance
記事タイプ 速報ニュース