松田次生、千代勝正が乗る35号車KCMGがクラッシュ、早々にリタイアを決断
35号車KCMGからバサースト12時間レースに参戦を予定していた松田次生と千代勝正だが、週末のレースを戦うことなくサーキットを後にすることを強いられた。
写真:: Andrew van Leeuwen
2月2日にオーストラリアのマウントパノラマ・サーキットで行なわれるバサースト12時間レースに参戦する松田次生/千代勝正/ジョシュ・バードンの35号車KCMGが、初日の練習走行で喫したクラッシュによりレースをリタイアすることになった。
現地時間の31日午前に行なわれたプラクティスセッションで35号車はトップタイムをマークした。しかし、その後にジョシュ・バードンがコース前半のリードパークでクラッシュ。マシンの左側を大きく損傷した。
その後、チームはマシンの損傷具合を調べた結果、レースまでに修復することが困難と判断。予選を前にリタイアすることを決めた。
チームマネージャーのイアン・ギーキーは「基本的に左側後部のダメージが予想以上に酷かった」とmotosport.comの取材に答えた。
「専門家に来てもらって、僕たちのクルマを見てもらった。できる限りのことをして修復を試みたが、時間が足りない」
「大きな問題のひとつにあるのが、安全性だ。もし今回のような大掛かりな修復をする場合、クルマが100%安全であることを保証する必要がある。サーキットの車検担当者らとも協議した結果、残念ながら我々はリタイアせざるを得ないという判断になった」
またギーキーは、以前よりもスピードを出さずに走行していた周でのクラッシュだったため、その原因についてドライブしていたバードンに非がある訳ではないと語った。
「データを見ると、彼は以前のラップとほぼ同じ速度で走っていた」
「(クラッシュの原因について)説明することはない。ジョシュはプロのドライバーだ。こう言ったことは時々起こることのひとつだと捉えている。同じことが他の人にも起こったかもしれない。ただ今回の我々に関しては少し運が悪かった」
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