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レースレポート

フェルスタッペン、ニュル24時間制覇ならず、トップ快走中にトラブル。姉妹車80号車が総合優勝

2026年のニュルブルクリンク24時間レースは、チーム・ラベノールの80号車メルセデスが総合優勝を果たした。

#80 Mercedes-AMG Team RAVENOL Mercedes-AMG GT3 Pro: Maro Engel, Luca Stolz, Fabian Schiller, Maxime Martin

#80 Mercedes-AMG Team RAVENOL Mercedes-AMG GT3 Pro: Maro Engel, Luca Stolz, Fabian Schiller, Maxime Martin

写真:: ADAC Motorsport

 今年が54回目の開催となるニュルブルクリンク24時間レースは、チーム・ラベノールの80号車メルセデスAMG GT3エボ(マロ・エンゲル/ルカ・シュトルツ/ファビアン・シラー/マキシム・マルタン組)が総合優勝を果たした。

 4度のF1王者であるマックス・フェルスタッペンの参戦で、土曜日のチケットが完売となるほど注目された今年のニュル24時間。フェルスタッペンは注目度の高さに応えるパフォーマンスを見せたが、勝利には届かなかった。

 現地15時にスタートしたレースは、ポールシッターだったレッドブル・チーム・アプトの84号車ランボルギーニが1周目にいきなりタイヤトラブルに見舞われ、2番グリッドのレッドブル・チーム・アプト130号車ランボルギーニもジャンプスタートでペナルティが科せられる波乱の序盤となった。

 また、トップを走っていたリアライズ KONDO RACING with Rinaldiの45号車フェラーリがトラフィックを交わす際に接触してしまいクラッシュ。さらにその直後には、福住仁嶺と蒲生尚弥がドライバーに名を連ねたKCMGの47号車メルセデスが他車から追突され、最終的にリタイアとなるなど日本勢も悪夢に襲われた。

#3 Mercedes-AMG Team Verstappen Racing, Mercedes AMG GT3 EVO: Max Verstappen, Daniel Juncadella, Jules Gounon, Lucas Auer

#3 Mercedes-AMG Team Verstappen Racing, Mercedes AMG GT3 EVO: Max Verstappen, Daniel Juncadella, Jules Gounon, Lucas Auer

Photo by: Red Bull Content Pool

 そんな中、チーム・フェルスタッペン・レーシングの3号車メルセデスに乗り込んだフェルスタッペンはアグレッシブなドライビングを披露。雨が降り始め、周回遅れのマシンがひしめく中で時折グラベルにタイヤを落としながらも次々とオーバーテイクを見せ、総合トップに躍り出た。

 同じく、ウィンワード・レーシングが運営する80号車とポジションを入れ替えながらレースをリードしていった3号車。2台が激しくバトルを展開し、あわやクラッシュという瞬間もあったため、チームオーダーが出され3号車が首位、80号車が2番手というポジションに固定された。

 

 3号車は20秒以上のリードを築き、80号車も後続に数分の差をつけたことでウィンワードのワンツーは確実かと思われたが、3号車にドライブシャフトの故障が発生。ガレージにマシンを入れ、勝利を逃すこととなった。

 その後、一時的に天候が悪化するシーンもあったが、80号車は危なげなくトップチェッカー。2位となったポールシッターの84号車に2分12秒311の大差をつけての優勝となった。フェルスタッペンがドライブした3号車は最終的に総合37位、SP9クラス19位となっている。

 日本勢は、中山雄一擁するTOYO TIRES with Ring Racing32号車メルセデスがが総合17位、SP9クラス16位となった。SP4Tクラスに参戦したスバル・テクニカ・インターナショナルの88号車スバルWRX NBRチャレンジ2026(カルロ・ヴァン・ダム/佐々木孝太/井口卓人/久保凜太郎組)はクラス優勝を飾り、総合31位でフィニッシュしている。

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