2輪のレジェンドは4輪でも速い? バレンティーノ・ロッシ、ガルフ12時間3位
MotoGPのレジェンドライダーであるバレンティーノ・ロッシは、アブダビで行なわれたガルフ12時間レースに出場し、3位表彰台を獲得した。
アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行なわれたガルフ12時間レース。この4輪レースには、MotoGPのレジェンドライダーであるバレンティーノ・ロッシが参戦し、速さを見せて3位表彰台を獲得してみせた。
ロッシは弟でありMoto2に参戦するルカ・マリーニ、そして親友のアレッシオ・サルッチ通称“ウーチョ”の3人でチームを組んでガルフ12時間に参戦。フェラーリ488 GT3を駆って、前日に行われた予選では7番グリッドを獲得していた。
ガルフ12時間レースは2回の6時間のレースの間に40分のメンテナンスタイムを挟んで行なわれるレースだ。ロッシはスタートを担当すると、オープニングラップでふたつポジションを落としたが、後にその遅れは取り戻した。
さらにマリーニがハンドルを握ると、ひとつポジションを上げて6番手で前半戦を終えた。
レース後半でロッシは、かつてDTMで活躍したウーヴェ・アルゼンの駆るアウディとの3位争いに発展。
結果的にアルゼンはドライブスルーペナルティを科されたことが仇となり、ロッシの駆る46号車が3位表彰台を獲得した。
表彰台を獲得したロッシは、次のようにコメントを寄せている。
「素晴らしい経験だったし、とても楽しかった。レースはファンタスティックなもので、トラックも素晴らしかった。始めからクルマにとても良い感覚があったんだ」
「これは僕らにとっても新鮮な経験だ。サルッチや弟と一緒にレースをするのは素晴らしい感覚だった。特にクラス全体で表彰台に上がれたのは初めてのことだし、またこうした機会があればいいと思う」
「長い1日だったけど、とても楽しかった。集中を保つのは難しくて、特に夕方は寒くなってくるから難しかった。でもそれも楽しんだよ」
「(12時間は)長い。でも心から楽しかった。夕方になるとグリップが良くなってきて、間違いなく強さを増していた」
「それからルカのデビュー戦でもあった。彼がラリードライビングができることは知っていたから、僕らはこのレースをとても楽しんだよ」
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