鈴鹿10H公式テストがスタート、初音ミクAMG “鈴鹿10H仕様”初走行
8月末に開催される鈴鹿10Hに向けた公式テストが23日に開幕、グッドスマイルレーシングなど国内チーム11台が参加した。

5月23日、鈴鹿サーキットで8月末に開催される鈴鹿10時間耐久レース(鈴鹿10H)に向けた公式テストがスタートした。
初日のセッションは朝から生憎の雨模様となったが、すでに参戦を表明している国内チームが主な参加メンバーで、11台のマシンが登場。大会本番ではワンメイク供給となるピレリタイヤを装着して各車が続々とコースインしていった。
その中でも注目を集めたのがGOODSMILE RACING & TeamUKYO。早くも鈴鹿10H仕様のカラーリングを施して登場している。GT300でコンビを組んでいる谷口信輝、片岡龍也に加え、当日は第3ドライバーとして加入が決定している小林可夢偉も今回のテストに参加。午前のセッションは主に片岡がステアリングを握り、開始1時間を過ぎたところで小林や谷口もマシンに乗り込んだ。
その他にも、D’station RacingやCarsTokaiDream28、Carguy Racingなど3日前まで同地でスーパーGT第3戦を戦っていたチームも参加。TEAM UPGARAGEは中山友貴、小林崇志に加え第3ドライバーとして井口卓人を起用することが決定。早速このテストにも参加した。
GAINERの10号車は平中克幸、星野一樹、安田裕信が参加。こちらはスーパーGTで使用しているGT-R NISMO GT3とは別のシャシーを持ち込みテストを行なっている。
さらに昨年のスーパー耐久ST-Xクラスでチャンピオンに輝いたARN Racingも参加し、こちらは永井宏明、佐々木孝太の2人体制でテストに臨んでいる。
午前中のセッションは終始雨が降り続けたが、終盤になって雨量が弱まり各車タイムを伸ばし始め、最終的にはAudi Team Hitotsuyama(リチャード・ライアン/富田竜一郎/マーカス・ウィンケルホック)が2分11秒744でセッショントップとなった。
なお午後以降のスケジュールは変更されており、セッション2は14時00分~15時00分の1時間に短縮。晴れ予報が出ている24日のセッション3が9時30分~12時30分へと拡大され、セッション4は14時00分~16時00分というスケジュールとなった。
この記事について
シリーズ | Endurance |
イベント | 鈴鹿10時間耐久レース |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
執筆者 | Tomohiro Yoshita |