Honda Team MOTUL、決勝レースに向け準備着々

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Honda Team MOTUL、決勝レースに向け準備着々
執筆: 吉田知弘
2018/08/25 3:25

2018鈴鹿10Hで結成されたホンダのドリームチーム「Honda Team MOTUL」は、長丁場の決勝レースに向けて着々と準備を進めていた。

 鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿10時間耐久レース。今回、このレースのために結成されたドリームチーム「Honda Team MOTUL」は、大きなトラブルなく金曜日の走行を終了。決勝レースに向けて着々と準備を進めていた。

 今回、中野信治監督のもと、現在スーパーGT500クラスに参戦する山本尚貴、武藤英紀、中嶋大祐がドライバーを務める#10 Honda Tema MOTUL。チームスタッフも普段はスーパーフォーミュラ、スーパーGTのホンダ勢のチームでメカニックをするスタッフに加え、イタリアのJASモータースポーツのスタッフも加わる混成メンバー、このレースでしかみられない特別チームということで開催前から注目を集めていた。

 金曜日の走行ではフリー走行1回目が13番手、フリー走行2回目は24番手となった。

 ただ、3人ともNSX GT3でレースをするのは初めてで、ピレリタイヤの経験もない。金曜日はスポーツ走行を含め、5時間30分もセッション時間が設けられていたが、山本はGT3のマシンをさらに理解していく必要があると語った。

「例えばGT500に関してはセッティングを大きく変えられたりしますが、今のGT3は(セッティング変更などで)触れるところが限られている印象です」

「あとBoPもかなり影響してきて、速ければスピードを削がれてしまうし、遅ければ優遇されるのも特徴です。そういう意味では、頭を切り替えて(そういうクルマなのだと)割り切る必要があるかなと思います。なので、GT500と比べてどうか? と答えるのが難しいです」

「だからこそ、このカテゴリーをもっと理解したいと思うし、理解した上で戦えば、また楽しさももっと見出せると思いますね」

 また、武藤英紀は金曜日の走行をこのように振り返った。

「事前のテストでは1セッション30分のスポーツ走行枠を使ってのテストだったので、どちらかというとシステムチェックというのがメイン。今週末から本格的にセットアップを煮詰めていく感じでした」

「走り始めは、ちょっとバランスが良くなかったですが、そこからの上がり幅がすごくて、少し改善はできたかなと思います。ただ、他の2台のNSXを使っているチームと比べて、(NSX GT3を)走らせている経験が少ないので、まだまだ改善しなきゃいけない部分がありますね」

 中嶋は事前のテストの時はウエット路面でしか走行ができていなかったそうだが、NSX GT3のマシン自体には慣れたという。

「僕個人としては、事前のテストはウエットしか走れていなかったので、まずは慣れることからスタートでした。単純にクルマに慣れるという部分ではすぐにできました。基本的にはちょっとオーバーステアが強い感じでした。それを直すために色々やってきましたが、まだちょっと完璧ではないですね」

 3人ともまだまだ手探りな部分が多いような印象だったが、全員鈴鹿でのレース経験は豊富。武藤は、決勝を見据えたマシン作りをしていきたいと語った。

「予選ももちろん重要ですが、それよりも10時間をいかにコンスタントに走るかということを一番に考えて色々準備をしています。でも、まだまだ合わせこみが必要な部分があるので、そこを決勝までに詰めていきたいですね」

 同じように山本も予選一発の速さよりも決勝でのレースペースに重点を置きたいと語った。

「長丁場のレースと、ピレリタイヤのキャラクターも含めて、予選のポジションよりも決勝中のペースがかなり重要になると思います。やっぱりロングランの時にバランスのいいクルマにしておくことで、前に行ければなと思います、そこに重点を置いて今日は走行をしていました」

 中嶋は、3人とも鈴鹿サーキットを知り尽くしているという部分をアドバンテージにしていきたいと語った。

「タイヤは扱いが難しいかなという印象で、特にレースはすごくケアをしてあげないといけないかなと思いますね。クルマとタイヤが初めてな分、サーキットはよく知っているという部分は助かりますし、アドバンテージにしなきゃいけないですね」

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この記事について

シリーズ Endurance
イベント 鈴鹿10時間耐久レース
サブイベント 金曜日 フリー走行
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース