28号車HubAutoフェラーリがポールポジションを獲得

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28号車HubAutoフェラーリがポールポジションを獲得
執筆: 吉田知弘
2018/08/25 8:39

鈴鹿10Hの公式予選「BBSジャパンエキサイティングアタック」は、#28 HubAuto Corseのフェラーリ488GT3が制した。

 鈴鹿サーキットで開催中の鈴鹿10時間耐久レース。波乱続きの展開となった公式予選「BBSジャパンエキサイティングアタック」が行われ、#28 HubAuto Corse(ニック・フォスター/デイビッド・ベレル/吉田広樹)がポールポジションを獲得した。

 BBSジャパンエキサイティングアタックは、3人のドライバーそれぞれに15分のセッション時間が設けられ、3人のドライバーが記録したベストタイムの合計で順位が決定。そのうち、トップ20台は「ポールシュートアウト」に進出し、グリッドを決定するというシステムで行われた。

 気温30度を超える真夏日の中、13時00分にセッションがスタート。まずはドライバー1の公式予選が行われた。

 15分と限られた時間の中で35台が同時にコースインするため、コース各所で前のマシンに引っかかって思うようにアタックができないマシンが続出。特にGT3マシンが30台以上出るレース経験が少ないドライバーは、トラフィックに頭を悩ませながらアタックをするシーンが見られた。

 その点では海外チームの方が慣れており、続々と上位に名前を連ね、#28 HubAuto Corseがトップタイムでセッションを終えた。

 しかし、ドライバー1の予選終了後にトラックリミット(4輪脱輪)で該当タイムを抹消されたドライバーが多発。ニュルブルクリンク24時間レースを制した#911 Manthey-Racingや、今回の本命チームでもあった#888 Mercedes-AMG GruppeM Racingをはじめ、11台が対象となり該当ラップタイムが抹消。総合順位でも下位に沈むことになり、いきなり波乱模様の展開となった。

 その中でも好調だったのが#28 HubAuto Corsaのフェラーリ488GT3。ドライバー1のニック・フォスターが2分02秒335を記録すると、ドライバー2のデイビッド・ベレルも2分02秒760を記録。この時点で合計タイムで総合2番手以下に合計タイムで2秒以上の差をつけた。

 そしてポールシュートアウトをかけたドライバー3の予選では、#00 Mercedes-AMG Team GOOD SMILEの小林可夢偉が2分03秒545をマークし、日本チームでは最上位となる総合4番手に押し上げた。

 その他の日本勢も続々とトップ20圏内に進出。#21 Audi Team Hitotsuyama、#11 GAINER、#88 JLOC、#7 D’station Racing、#34 Modulo DRAGO CORSE、#10 Honda Team MOTUL、#8 ARN Racingがポールシュートアウト出走圏を獲得した。

 一方、ドライバー1予選でトラックリミットによりタイムを抹消された#911 Manthey-Racingが22番手、#888 Mecedes-AMG Team GruppeM Racingは30番手となった。

 本来なら14時45分からポールシュートアウトが行われる予定だったが、各予選セッションでのトラックリミットを再審議することがレースコントロールから発表された。審議が思いの外時間がかかり、当初の予定より55分もスタートがディレイした。

 審議の結果、当初は20台でポールシュートアウトが行われる予定だったが、急きょ24台に参加台数が変更され、#911 Manthey-Racing、#888 Mecedes-AMG Team GruppeM Racingも進出を果たした。

 15時40分から行われたポールシュートアウト。まずは復活を果たした#911 Manthey-Racingのフレデリック・マコヴィッキィが2分02秒425を記録したが、これを上回ったのが#28 HubAuto Corsaのフォスター。2分01秒740という今週末最速のラップタイムを記録しトップに浮上。そこに同じチームも#27 HubAuto Corsa(ダビデ・リゴン)も2分02秒080で一時2番手に入るが、#888 Mecedes-AMG Team GruppeM Racing(ラファエル・マルチェッロ)が2分02秒037を叩き出し2番手に食い込んだ。

 一方、日本勢はスーパーGTの予選のように残り8分を切ったところでコースイン。残り時間ギリギリのところでタイムアタックを行なった。しかし、#34 Modulo DRAGO CORSE(小暮卓史)がデグナー1つ目でスピン。グラベルにマシンを止めてしまったため、残り1分21秒のところで赤旗中断に。ちょうど#00 Mercedes-AMG Team GOOD SMILE(小林可夢偉)が前半セクターで好タイムを出しタイムアタック中だったが、無念にも中断せざるを得なくなった。

 ポールポジションは、#28 HubAuto Corseに決定。今回ドライバーを務めるフォスター、ベレル、吉田広樹の3人がBBSジャパンポールポジションアワードを受賞。さらにポールポジション賞として賞金100万円を受け取った。

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この記事について

シリーズ Endurance
イベント 鈴鹿10時間耐久レース
サブイベント 土曜日 予選
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 予選レポート