F1新作ゲーム『F1 2020』にドライバーレーティングが実装。能力を“見える化”
7月10日発売予定のF1公式ゲームソフト『F1 2020』では、F1とFIA F2のドライバーの能力を数値化した“ドライバーレーティング”が実装される。
F1 2020 Hanoi track
Codemasters
コードマスターズが手がけるF1公式ゲームシリーズの新作『F1 2020』が、実際のF1シーズンが開幕した直後の7月10日(金)に発売される。
『F1 2020』には2020年シーズンのF1に参戦する10チーム20人のドライバーが収録されているほか、オランダGP(中止が決定)のザントフールト、ベトナムGPのハノイ・サーキットが新たに収録される。また、FIA F2のマシンとドライバーを”使用”することもできる。
さらに『F1 2020 シューマッハー・デラックス・エディション』では、ミハエル・シューマッハーのキャリアにおける象徴的なマシン4台(ジョーダン191、ベネトンB194、ベネトンB195、フェラーリF1-2000)が収録されるなど、オールドファンから新規ファンまで楽しめる内容となっている。
そして今作では、新規参入となる11番目のチームを作ってF1に参戦する“マイチームモード”も新たに導入される。このマイチームモードやキャリアモードをさらにリアルなものとするために実装されるのが、ドライバーレーティング機能だ。
このドライバーレーティングは、ドライバーの各能力を評価し、数値化するというもの。この機能は他のスポーツゲームなどでは既に広く実装されている。今作はF1とF2の現役ドライバーを、『経験値(Experience)』『レースの巧さ(Racecraft)』『認識力(Awareness)』『速さ(Pace)』という4つの基準で評価。それぞれ99点満点で点数を付け、最終的に総合レーティングを導き出す。
『経験値』が高いと、ゲーム内の“リソースポイント”を多く集められ、マシン開発などがスムーズに進む。『レースの巧さ』が高いドライバーはオーバーテイクに長けており、『認識力』が高いドライバーは厳しい状況でもマシンのコントロールを失わない。そして『速さ』があるドライバーは、純粋に速いペースで走ることができる……そういった具合だ。
既にF1公式サイトでは、レッドブル、レーシングポイント、アルファタウリの6人のレーティングが公開されている。総合評価は順に、マックス・フェルスタッペンが90、アレクサンダー・アルボンが79、セルジオ・ペレスが85、ランス・ストロールが78、そしてピエール・ガスリーとダニール・クビアトが共に80となっている。
残りのドライバーのレーティングに関しても、順次公開されていくようだ。
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