「実際のレースより汗をかく!」アルボン、F1バーチャル中国GPでの2位に大興奮
F1バーチャル中国GPで2位となったアレクサンダー・アルボンは、バーチャルレースを存分に楽しんでいると語った。

新型コロナウイルスの影響で開催延期となっているF1に代わって開催されているF1バーチャル・シリーズ。その第3大会である『バーチャル中国GP』で2位となったアレクサンダー・アルボンは、汗をかくほどレースに熱中したと語り、今後のバーチャルレース参加にも意欲を示した。
F1ドライバーの有志によって主催されたチャリティーeレースでは優勝もしているアルボンは、バーチャル中国でも躍動。シャルル・ルクレール(フェラーリ)と優勝争いを展開し、この大会でのベストリザルトとなる2位でフィニッシュした。
アルボンはレッドブルのプレスリリースにコメントを寄せ、バーチャルレース初表彰台の喜びを口にした。
「たとえバーチャルでも、表彰台を獲るというのは嬉しいね」
「ただシャルルは僕よりも速かったからがっかりしている。次のラウンドに向けて作戦を練らないとね!」
「チームメイトの(ティボー)クルトワは本当に速いんだ。僕たちは中国のコースでテストを始めたけど、彼の方が僕より速かったのでレースが心配だったんだ!」
「僕たちはチーム戦略で僕の後ろにいるシャルルを押さえ込んだりして、とても楽しかったしたくさん笑ったよ。僕はシムレースを楽しんでいる。バーチャルレースでは実際のレースよりも汗をかくので、次回はタオルが必要だね!」
レアル・マドリードでゴールキーパーとしてプレーするサッカー選手のクルトワは15位に終わったが、自身の走りには満足できたようだ。
「自分のパフォーマンスにはかなり満足しているし、ペースも良かったと思う。予選ではトラフィックに苦しんだので、もう少し良くできたかもしれない」とクルトワは語った。
「スタート直後には押し出されてしまって、8番手からほぼ最後尾に落ちた。でもその後のレースペースは良くて、その後は良いバトルができた。特に(ファン・マヌエル)コレアとのバトルは良かった」
「とても楽しいレースだったし、このイベントにレッドブル・レーシングの一員として参加できて本当に嬉しかった。またレッドブルファミリーでレースできればいいなと思う。この機会を与えてくれたレッドブルに感謝したい。楽しかったよ!」
なお、次回はバーチャル・オランダGP(5月3日)となるが、公式ゲームの『F1 2019』にはザントフールトが収録されていないため、ファンの投票によってトラックが決定されることとなる。投票はF1の公式Twitterアカウントから行なうことができる。
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