バーチャルならでは? 仮想ル・マン24時間、サーバートラブルで2度目の赤旗中断
バーチャル・ル・マン24時間レースは、残り4時間半となった段階で、サーバーに問題が発生したため、赤旗中断を余儀なくされた。
#24 Veloce Esports 1 Oreca 07 LMP2: Jean-Eric Vergne, Pierre Gasly, Jarno Opmeer, Isaac Gillissen
Xynamic
世界中から豪華ドライバーが集まり、開催されている世界最大のバーチャルレース『バーチャル・ル・マン24時間レース』。しかしレース残り約4時間半という段階でメインサーバーに問題が生じ、赤旗が掲示されレースが中断された。
サーバーが原因の赤旗はこれで2度目。1度目はレース開始から5時間を迎えようかというタイミングだった。プラットフォームサーバーのラグが原因で赤旗が掲示されたのだ。
2回目の赤旗掲示は、レース残り4時間半を切ろうかという頃。総合トップのレベリオン・ウイリアムズeスポーツ1号車が310周目を走行中、フィニッシュラインの前でマシンを止めるよう指示された。後続車も、それに続くようにマシンを止めていった。
技術者たちが、サーバーが決定的なトラブルを起こす前にレースの中断を判断したものと見られており、約30分の走行中断を経てセーフティカー先導の下、レースが再開されている。
なお中断中もレース残り時間のカウントダウンは止まらなかったものの、1号車の周回数が308周目からに変更されているため、レースは数周分巻き戻された模様。赤旗直前にピットインし、3番手に落ちていたレベリオン13号車も2番手に戻されている。
ただこれにより、同一周回を走っていたマシンのギャップは大幅に縮まっている。リードラップにいる1号車、13号車、バイコレス4号車の優勝争いの他、各ポジション争いが激しくなりそうだ。
トヨタ勢は8号車がトップから3周遅れの12番手、7号車もその後ろ13番手となっている。
なお、GTEクラスはポルシェ・Eスポーツ・チーム93号車が首位。2分以上のリードを築いていたが、R8G Eスポーツ・チーム80号車のコルベットC7との差は30秒ほどに縮まっている。
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