F3ヨーロッパ選手権で大クラッシュ。黎智聰が骨折で病院に搬送
DTMのサポートレースとして行われたF3ヨーロッパ選手権のレースで大クラッシュが発生。黎智聰(カーリン)が骨折を負い、病院に搬送されている。
F3ヨーロッパ選手権で大きな事故が起こった。
DTM第2戦のサポートレースとして行われたFIA F3ヨーロッパ選手権ラウンド4レッドブルリンクのレース1。スピンしコースオフしたライアン・トゥベター(カーリン)は、土埃を上げながらコース上に停止した。後続のマシンはこの土埃を避けて走っていくが、同じくカーリンの黎智聰(ピーター・リー・ズィ・コン)1台だけその土埃中を突っ切ってしまう。そのため、黎のマシンは高速でトゥベターのマシンに追突。マシンは前方を大破し、激しく宙を舞ってグラベルに停止した。
この事故で黎は、頭部と背中の負傷を疑われ、ヘリコプターで病院に搬送された。
チームの発表によれば、黎が受けた最も深刻な傷は、かかとの骨折であるという。
「ピーターはかかとに複数の骨折があるため、治療を受けています。彼は近い将来、手術を受ける必要があると思われます」
「ピーターは、脊椎骨にも4か所骨折があると診断されましたが、こちらは手術の必要はありません」
「その他の痣や小さな傷もありますが、ピーターはチームの担当者と活発に話をしている」
一方、トゥベターもチェックのために病院を訪れた。膝に重い打撲はあるものの、そのまま退院している。
なお事故の模様は、F3ヨーロッパ選手権が公開している動画で、視聴することができる(クラッシュシーンは35分35秒あたり)。
FIA F3ヨーロッパ選手権ラウンド4レッドブルリンク レース1
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