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フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ、シリーズ開催が中止に

F3欧州選手権を引き継ぐ形で今回から開催が予定されていたフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズだが、参戦ドライバーが十分な数集まらず、シリーズの立ち上げ自体がキャンセルされることになった。

Alex Palou, Hitech Bullfrog GP Dallara F317 - Mercedes-Benz

FIA F3 / Suer

 昨年までのF3ヨーロッパ選手権を引き継ぐ形で、今年から開催される予定だったフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ。しかし22日、参戦台数が集まらなかったため、シリーズの開催が中止されることが発表された。

 FIAは今季から、昨年までのGP3をFIA F3と改称し開催することを決定。FIA F2と共にF1のサポートレースとして行われることになっている。

 その結果、昨年までのF3ヨーロッパ選手権はフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ(FEM)と名を変え、DTM(ドイツ・ツーリングカー・マスターズ)のサポートレースとして再スタートを切る予定となっていた。

 しかし、参戦ドライバーが集まらず、シリーズの開催自体が中止に追い込まれることとなった。

「ヨーロッパの若手ドライバーたちにとって、本当に悲しい日になった」

 FEMの運営会社であるフォーミュラ3ファーマルクトンGmbHのマネージングディレクターであるウォルター・メルテスはそうコメントを発表した。

「多数の異なるシリーズが存在するというヨーロッパの競争環境では、十分な数のドライバーがただ存在しなかった」

「この状況を補うためには、多大な財政支出が必要だった。しかし、これを我々のチームに要求することができず、実際にそれをしなかった」

 FEMは、チャンピオンにはスーパーライセンスポイント25が与えられるなど、F1参戦を目指す若手ドライバーたちにとって重要なカテゴリーになるとみられていた。またDTMやスーパーフォーミュラへのテスト参加権など、複数の特典が付与されていた。にも関わらず、現時点までの参戦を表明しているドライバーは6人のみと、寂しい状況だった。

 なおこの6人の中には、日本の角田裕毅や佐藤万璃音のふたりも含まれていた。

 また参戦を予定していたチームは今回の発表を受け、他のシリーズに参戦する可能性を検討しなければならなくなる。

 その最有力候補と見られるシリーズが、ユーロフォーミュラ・オープン(EFO)である。このEFOは、ダラーラF312やF317など、旧F3規定のマシンで行われるカテゴリー。今シーズンからは、トヨタエンジンも使用可能になっている。またこのEFOには、FIA F3にフル参戦する名取鉄平も参戦を予定している。

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