TV画面の改革を進めるF1。ハロ上にさらなるデータの追加を検討中?

シェア
コメント
TV画面の改革を進めるF1。ハロ上にさらなるデータの追加を検討中?
執筆:
2018/05/10 0:29

F1は、アゼルバイジャンGPでデビューしたハロ上にデータを映し出すTVグラフィックに新たなデータを加えることを検討中だ。

 F1は、アゼルバイジャンGPで新たに導入された、ハロ上に速度やエンジン回転数などを映し出すTVグラフィックに新たなデータを導入することを検討しており、ファンにどんなデータを提供することができるかを模索し続けている。

 今年から導入されたドライバー保護デバイスであるハロは、その見た目から多くのファンを苛立たせている。また、オンボードカメラの映像でもその存在感は大きく、かなりの批判を浴びていた。

 先月行われたアゼルバイジャンGPのフリー走行から、マシンの速度や使用しているギヤ、エンジン回転数やスロットルとブレーキの使用状況を表す、新しいTVグラフィックがハロの上に表示されるようになった。この試みは、一定の評価を得ているようだ。

 しかしF1は、ドライバーにかかるGフォースやGPS、セクタータイムなどのような一般的な要素からより機密性の高い情報まで、チームのデータにアクセスし、それをもっと利用できると考えている。

 F1の放送・メディア担当ディレクターのディーン・ロッキーは「我々は多くのデータセットを持っており、それを可能な限り追加できるようにしようとしている」とmotorsport.comに語った。

「チームは、他のチームに競争力を与えるようなことはしないが、我々はチームと協力することができるはずだ」

「Gフォースや他の要素のように、我々がすでに展開していることをそのグラフィックに組み込むことはできる」

「新たな要素についても我々は前進している。短い冬の間にこれら全てを終わらせることはできなかった。より多くの情報を提供できるようになることに、我々は興奮している」

「そういったデータや様々な要素を視聴者に提供し、彼らを少しでも興奮させたい」

 アゼルバイジャンGPでデビューしたハロ・グラフィックは、エンジン回転数カウンターの端を濃くして見やすくするなど、ちょっとした改良が加えられる予定だ。

 開幕戦のオーストラリアGPで、オンボードカメラ上でハロがどれだけ邪魔になるかが判明する前に、すでにハロのスペースを利用してグラフィックを表示することは検討されていたようだ。

 F1のテクニカルプロデューサーであるジャスティン・ローリーは、motorsport.comに次のように話した。

「我々は、すべての要素にOKが出るまで、何かを表に出すようなことをしたくなかった」

「これは、画面上の使用できるスペースを利用し、新しいことを試す出発点だ」

「これまでそのエリアでは何の情報も表示されず、何のアクションもなかった。だから、我々は革新的かつ創造的な方法でそのスペースを利用したいと考えていた」

「良いレスポンスが得られているようだ。それは本当に素晴らしいことだ」

次の記事
F1、2021年以降のグリッド降格ペナルティシステム変更を目指す?

前の記事

F1、2021年以降のグリッド降格ペナルティシステム変更を目指す?

次の記事

マイアミGP実現へ! 本日市委員会で議論開始。F1の新たな形が見える?

マイアミGP実現へ! 本日市委員会で議論開始。F1の新たな形が見える?
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell
まずは最新ニュースを読む