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サインツJr.、ルノー移籍へ? マクラーレンとホンダの問題も解決か

サインツJr.は来季ルノーに移籍することが決まったようだ。これに関連し、マクラーレンも来季ルノーPUを使うことになるとみられる。

Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso

写真:: Andrew Hone / Motorsport Images

Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12, Stoffel Vandoorne, McLaren MCL32, Fernando Alonso, McLaren MCL32
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team Team RS17
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17
Stoffel Vandoorne, McLaren MCL32, Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren, his girlfriend Linda Morselli

 カルロス・サインツJr.が、来季ルノーに加入することが決まったようだ。この動きは、マクラーレンが来季のパワーユニットをルノーに変更することと関連していると考えられる。

 ある高レベルの情報筋の話によれば、カルロス・サインツJr.はトロロッソとの契約を早期に打ち切り、来季ルノーに加入することが決まったようだ。

 サインツJr.の契約が合意されたことで、トロロッソが来季ホンダ製パワーユニット(PU)に切り替える道が開かれ、その代わりにマクラーレンがルノーのカスタマーPUを手にすることになるとみられる。

 マクラーレンのPUの切り替えについて正式発表はまだないモノの、舞台裏ではこの交渉は成功したようだ。

サインツJr.の放出を要求したルノー

 マクラーレン・ホンダの将来に関する議論が紛糾していたイタリアGPの週末が明けた後、この問題の解決に向けてサインツJr.が重要な要素となっていたことが明らかになった。

 ルノーは、カスタマーPUの供給先をトロロッソからマクラーレンに切り替える際の条件として、サインツJr.の放出を要求したという。そしてルノーは、来季ニコ・ヒュルケンベルグと組ませようとしている。

 この契約は2018年シーズンからだが、情報筋によればチームがジョリオン・パーマーとの契約を継続しないことを決めるなら、早ければ今年のマレーシアGPから、サインツJr.がルノーに加入する可能性もあるという。

 サインツJr.の移籍がマレーシアGPから実現するならば、その代役としてピエール・ガスリーがF1への昇格を果たし、ダニール・クビアトのチームメイトになるという。

 サインツJr.の来季の後任については、まだ決定されていないが、ホンダのジュニアドライバーである松下信治も候補のひとりであると考えられている。しかし松下は、スーパーライセンスの発給要件を満たしていないため、まずは今シーズンのF2後半戦で好成績を挙げる必要がある。

マクラーレンはルノー製パワーユニット使用へ

 サインツJr.のルノーとの契約が確認されれば、トロロッソが来季ホンダ製PUを使うことは確実である。そしてホンダPU用のギヤボックスは、マクラーレンから供給を受けることになるようだ。

 トロロッソとホンダの合意が確定すれば、整理されるべき最終的な問題は、マクラーレンとルノーの契約ということになるが、これはおそらく形式的なモノとなるだろう。

 これらの発表は、シンガポールGPまでに行われることが目指されていると思われる。

 マクラーレンがルノー製PUを手に入れることで、フェルナンド・アロンソがマクラーレンに残留することもほぼ間違いないと考えられる。

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