ベッテル”カモメ事件”を熱弁。ハミルトンも2ストップ計画に言及
ベッテルはレース中に2羽のカモメとコース上で遭遇、「最悪の瞬間」だったと主張。一方ハミルトンは2ストップの予定だったことを明かした
(L to R): Sebastian Vettel, Ferrari with race winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 on the podium
XPB Images
先頭を走っていたセバスチャン・ベッテルは、ターン1でロックアップさせてしまった。この時彼は、コース上に佇む鳥を発見し、それを踏まないようにコーナーのエイペックスを避けて通ったのだ。
表彰式の直前、ベッテルはレース勝者のルイス・ハミルトンと、これについて話していた。
「バーチャル・セーフティカーが発動される前の周、僕がターン1に到達した時、僕は2羽のカモメを見つけたんだ」と、ベッテルは語る。
「彼らはただそこに座っていたんだ。完全にリラックスしていた。僕は速度を保ってそこに近づいた。僕のクルマは赤いから見やすいはずなんだけどね。ルイス(ハミルトン)のクルマのように、風景には溶け込んでないはずなんだけど」
「それは鳩ではなく、カモメだった。くちばしをしっかりと見たからね。彼らの名前は知らないけど、彼らはそこにいた。僕のレースにとって、最悪の瞬間だったよ」
ハミルトンは”2ストップ”の予定だった
”カモメ事件”のリプレイを求めるベッテルだったが、その話の筋で彼は巧妙にハミルトンを誘導し、そのピットストップの計画を聞き出した。
「僕らは2ストップするつもりだった。それがプランAだったんだ」
ハミルトンはそう答えた。
「そうだ、彼のタイヤだ。反対を行ったわけ?」
これについてハミルトンも応じた。
「(無線で)彼は『プランB!』と言った。そして僕は『プランBって何だったっけ?』というようなことを言ったんだ。僕はそれが何か、忘れてしまっていたんだよ」
その後、画面にはカモメ事件が映し出された。
「2羽のカモメ、分かるでしょ? 僕はエイペックスに集中していた。そしてロックアップしたんだ。動物に気づいたからね!」
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