2021年F1エンジン概要に好印象のアストンマーチン。参入に一歩前進?

アストンマーチンのCEO、アンディ・パーマーは火曜日に発表された2021年以降のF1エンジンの方向性に好印象を抱いたようだ。

 10月31日(火)、2021年に導入される新しいF1エンジンの概要を議論するため、FIAやF1の商業権保有者、各F1チーム、そして将来参入する可能性のあるマニュファクチャラーがパリで会合を開いた。

 その中には、アストンマーチンも含まれていた。現在彼らは、フェラーリに在籍していた人物などF1経験を持つスタッフを採用し、エンジンサプライヤーとしてF1に参入するかどうかを評価している。

 アストンマーチンのCEO、アンディ・パーマーは「アストンマーチンは最近のFIAによる会議に出席した。我々は将来の解決策について意見を提出するなど、深くかかわってきた」と声明で述べた。

「我々はその方向性に勇気づけられているし、引き続き2021年に向けアストンマーチンの”答え”について研究を続けていく」

「独立系エンジンサプライヤーの参入を可能にするためには、どのように開発コストをコントロールするかが鍵になるだろう」

 新しいエンジンルールは今後12カ月間でその詳細が詰められていくが、全体的な枠組みについては2017年末までに整備され、発表される予定となっている。

 F1とFIAが提唱した提案では、現行の1.6リッターV6ターボエンジン&ハイブリッドシステムを維持しながらも、エンジン回転数を今よりも3000rpm向上させる(現在のエンジン回転数は最大15000rpm)ことで”エンジンサウンドを改善”するとされている。

 アストンマーチンは、エンジンに関する議論で積極的な役割を果たしているようだ。彼らは今年、新しいフォーミュラエンジンのルールがどう整えられるべきか、その概要についてFIAに文書を提出したという。

 アストンマーチンは以前、独自でF1エンジンを開発することに興味を持っていた、他のブランドと提携したことがある。ハイパーカー”ヴァルキリー”の開発で協力したコスワースや英国のエンジニアリング会社リカルド社だ。彼らと提携してF1参入という可能性も考えられる。

 また、アストンマーチンはフェラーリのエンジン部門チーフだったルカ・マルモリーニを招き、F1プロジェクトの評価も行っている。

 さらには、来季からアストンマーチンはレッドブルF1チームのタイトルスポンサーを務める。レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、アストンマーチンがF1プロジェクトを進める決断を下した場合、チームはそのエンジンを搭載することに完全にオープンだと述べているなど、お膳立ては整っている状態だ。

 アストンマーチンがF1参入を決めるかどうかは今後、新しいエンジンルールがどうなっていくかにかかっている。

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース