アストンマーチン、2021年F1参入に本腰か? コンセプト作りに集中

アストンマーチンは2021年に向けて元フェラーリのジョエル・ロスと共にコンセプトを決定するという計画を立てている。

 アストンマーチンは、2021年よりエンジンサプライヤーとしてF1に参入するために元フェラーリのパワートレイン部門長のジョエル・ロスと共にコンセプトを決定するという計画を立てている。

 来シーズンよりレッドブルのタイトルスポンサーとなるアストンマーチンは、現在策定中の次の新しいエンジン規制に関心を抱いているが、F1参入のためにコストを大幅に削減することを求めている。

 アストンマーチンのCEOであるアンディ・パーマーは、先月F1の代表より発表された2021年のエンジン規制の方向性に対し概ね好印象を抱いている。

 フェラーリのエンジンメカニックとしてエンジン部門長を2004年から2007年まで務めたロスは、8月にアストンマーチン入りし、それ以降F1マシンのコンセプト作りに注力してきた。今後彼は元フェラーリのルカ・マルモリーニとチームを組むことになるとみられる。

 1990年代半ばからフェラーリでロスと同じ役割を果たしたマルモリーニは、これまでアストンマーチンのコンサルタントとして働いていた。その役割は今後も継続されているという。

 パーマーはmotorsport.comに対し次のように語った。

「今はルカをフルタイムで雇用し、エンジンコンセプトの開発を手伝わせている」

「そして元フェラーリのジョエル・ロスも雇用した。彼はすでに私の元で働いており、エンジン内部の開発を担当してもらっている。彼はF1プロジェクトに取り掛かることになる」

「我々のコンセプトについて考え始めるための良い人材をふたり確保したのだ」

 パーマーはマルモリーニがすでにアストンマーチンのF1コンセプトに取り組んでいることを明かし、さらにF1でチャンピオンを獲得した彼の経験が長期的にアストンマーチンに貢献してくれることを望んでいる。

「ちょうど先週、ルカは彼のコンセプトについて考え始めたところだ。かなり早期からのスタートだ」

「しかし、彼は共に働くのに最適だ。共に働くべき人であり、我々と共に仕事ができる人であるということは明瞭だ。彼の経験があれば、何がうまくいかなかったのかをすぐに判断することができ、それは時間の節約になる」

 アストンマーチンは2021年のエンジンコンセプト案を支持しているが、既存のF1エンジンメーカーたちはそれに難色を示している。

 メルセデスとルノーは、新しい規制が"軍備競争"につながると示唆しており、フェラーリに関しては新しい規制に満足できなければF1撤退も止むを得ないと言及している。

「会合では良い兆しが見えていたと感じていたため、彼らが新しい規制を非難していることに驚いている」とパーマー。

「彼らが何に驚いているのかどうかわからない。私にはそれほど大きなサプライズはなかったように感じたのだ。会合には既存のメーカーと今後参入に関心を持つメーカーがいた。両者それぞれの意見を持っていた」

「しかし会議室にいる全員がF1が崩壊していることに対して同意した。F1にエンターテイメント性を取り戻す必要があると我々は考えたのだ。エンターテイメントはエンジンの熱効率にあるのではなく、ドライバーのレースの中にある」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース