アブダビGP:ハミルトンがレコード樹立でFP2首位。ベッテル僅差で続く

最終戦アブダビGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

 2017年シーズンのF1最終戦アブダビGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがコースレコードを更新しトップとなった。

 日没が近づく現地時間17時にFP2がスタート。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがスーパーソフトタイヤでまずコースインし、インスタレーションラップを行った。

 上位勢もスーパーソフトタイヤで走行を開始。フェラーリのキミ・ライコネンはアウトラップでマシンの振動を無線で報告したものの、そのまま走行を継続。1分40秒224をマークしトップとなった。

 一方、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は 1回目のアタックでブレーキをロックさせてしまった。改めてアタックしたタイムでトップに立つと、さらに1分38秒912までタイムを伸ばし、FP1でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが記録したトップタイムをあっさり上回っていく。

 ハミルトンはさらに全体ベストを更新するペースでセクター3に差し掛かっていたが、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンがスピンを喫してしまっており、セクター3で黄旗が振られていたことでタイム更新はならなかった。

 セッション開始から25分を経過し、徐々にウルトラソフトタイヤを投入し予選シミュレーションにプログラムを移していくマシンが出始めた。まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)がスーパーソフトタイヤでのタイムを1.1秒ほど更新しトップに浮上。彼が記録した1分38秒609は、昨年ハミルトンが記録したポールポジションタイム1分38秒755を上回るものだ。

 ボッタスは2度目のアタックでさらにタイムを更新するが、直後にベッテルが1分38秒026、ハミルトンが1分37秒877をマーク。ハミルトンのタイムは新たなコースレコードとなった。

 レッドブルのダニエル・リカルドもアタックをしていたが、最終コーナーでロマン・グロージャン(ハース)に詰まってしまい、無線で怒りを露わにした。アタックのやり直しを強いられたリカルドだったが、ハミルトンから0.303秒差の3番手につけた。

 90分のセッションの折り返しを過ぎ、メルセデス勢がロングランを開始。ハミルトンは安定したタイムを刻んでいたが、ブレーキングでタイヤをロックさせてしまい、ピットに戻った。

 少し遅れてロングランを開始したフェラーリはベッテルがスーパーソフト、ライコネンがウルトラソフトタイヤを装着とプログラムを分けた。タイヤを痛めてしまったハミルトンもスーパーソフトに交換し、ボッタスとプログラムが分かれる形となった。

 決勝に向けてそれぞれのマシンがロングランを進める中、セッションが終了。各車のタイムは非常に安定しており、タイヤの性能劣化はかなり小さいと思われる。

 トップタイムをマークしたのは、トラックレコードを更新したハミルトン。2番手にはベッテルが0.149秒差で続いた。3番手にはリカルドが0.303秒差と、FP1に続きトップ6は3チームが入り乱れる形となっている。

 大接戦なのは7番手以下の中団争い。フォースインディア勢が後続を0.2秒ほどリードし、7&8番手となっているが、12番手のバンドーンまでは僅差であり予選Q3進出をかけた争いが白熱しそうだ。

 タイヤの性能劣化が少ないと予想されるため、各チームのストラテジストが持つ選択肢はそう多くはないハズ。予選が決勝の結果を大きく左右するといっても過言ではないだろう。

 予選前最後の走行となるFP3は、25日の日本時間19時からスタートする。

 →【リザルト】F1最終戦アブダビGP:フリー走行2回目

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第20戦アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
記事タイプ 速報ニュース