アメリカGPでのフェルスタッペン降格は、昨年メキシコGPの”遺産”か?

レッドブルのホーナー代表は、レース後に結果が二転三転した昨年のメキシコGPを引き合いに出し、フェルスタッペンへのペナルティを批判した。

 アメリカGP決勝、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がフィニッシュ後にペナルティを受け、3位表彰台を失った件が、スチュワードの決定に一貫性がないとして批判を呼んでいる。

 フェルスタッペンはファイナルラップでキミ・ライコネン(フェラーリ)をパスし、3位でフィニッシュしたものの、トラックリミット違反があったとして5秒のタイムペナルティを受け、表彰台に上がることができなかった。

 当然フェルスタッペンは激怒し”ルールがスポーツを殺している”と発言。またその決定の一貫性のなさから、スチュワードは広く批判を受けることになった。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンが弁解する余地もなかったことを特に怒っており、急なペナルティの決定は昨年のメキシコGPで起こったことの”遺産”だと語った。

 今回と同じく、昨年のメキシコGPでフェルスタッペンはトラックをショートカットしたとしてレース後にペナルティを受け、表彰台に上がる前の控室から去らねばならなかった。

 当時フェルスタッペンに代わって3位に繰り上がり、表彰台に上がったのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だったが、後にベッテルにもブレーキングの際に危険なドライビングをしたとしてペナルティが科せられた。最終的に3位はダニエル・リカルド(レッドブル)、4位にフェルスタッペンとなった。

「私が思うに、彼ら(スチュワード)は適切な人を表彰台に上げようと躍起になっているが、そのせいで全ての事実を考慮することなく、結論に達しているようだ」

 ホーナーは、そうスチュワードを批判した。

「昨年のメキシコがあってから、当時の決定に携わった少なくともひとりのスチュワードが、あの時のような”大失敗”を避けようとしている。あの時は3人のドライバーが表彰台に上りかけたんだ。だからそれを避けようと、ひと呼吸置いてドライバーの話を聞き、理解しようとしなくなった」

「私が言ったように、意思決定の一貫性という意味で、それは失望を招いている」

 ホーナーが言及したスチュワードは、FIAのギャリー・コネリーのことだ。フェルスタッペンは、コネリーが自分に対して常に否定的な決定を下すと考えている。

 特定のスチュワードがフェルスタッペンに対して偏った考え方を持っていると感じるかと問うと、ホーナーは次のように答えた。

「マックスが2度も表彰台の控室から出て行くことになって、不運だと思う」

「彼は素晴らしい敬意を持って扱われていると思う。しかし、私はスチュワードの個人的な問題に巻き込まれたくはない」

 フェルスタッペンがコネリーを”愚か”だと非難したことについては「彼は自分自身を表現する権利があると思う。どのスポーツでも感情は高ぶるし、それがスポーツの一部だ。彼が今回の決定に満足していると言ったら、私は驚くだろう」と答えた。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第17戦アメリカGP
サーキット サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
ドライバー マックス フェルスタッペン
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース