アロンソ苦戦の一方で、バンドーン連続7位「F1でのベストドライブだ!」
マレーシアGPを7位で終えたマクラーレンのストフェル・バンドーンは、今回のレースが”F1でのベストドライブ”だったと感じているようだ。








F1第15戦マレーシアGP決勝が行われ、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、チームメイトで2度のF1王者フェルナンド・アロンソを上回る7位でフィニッシュ。前戦シンガポールGPも、自己ベストリザルトとなる7位でフィニッシュしており、2戦連続で結果を残した。
「僕からして見れば、これまでF1を戦ってきた中でベストドライブだったと言えると思う」とバンドーンは語った。
「ここ(せパン・インターナショナル・サーキット)みたいなサーキットで7位になれるなんて! 週末を通してすごく速かったし、予選でも7番手だった。でも、今日はすごく難しい日になると思っていたけど、僕たちは素晴らしいレースをしたんだ」
「僕はすごく良いスタートを切れた。フォースインディアとウイリアムズを後ろに抑えておくのは難しいことだと思っていたが、抜かれたのは(セルジオ)ペレスだけだった。僕たちは鬼のようにプッシュし、同時に燃費やタイヤを管理しようとしていた」
「厳しいコンディションだったけど、ランス(ストロール)とのギャップをすごくうまく管理できたし、7位にはすごく満足している」
アロンソとのチーム内バトルについて、バンドーンは調子を上げているチームとともに最高の仕事ができているという。
「ここ数レースは、僕にとって非常に良いものになっている」
「もちろん僕はチームと一生懸命働き、(アロンソに)プレッシャーをかけている。それはチーム・スピリット的には良いことだ」
目の前で起きた他車の接触が影響したアロンソ
アロンソは、ポイント圏外の11番手でフィニッシュした。彼は、オープニングラップの2コーナーで起きた接触のせいで出遅れてしまったのだという。
その2コーナーでは、フォースインディアのセルジオ・ペレスとエステバン・オコン、ウイリアムズのフェリペ・マッサが3ワイドとなり、オコンとマッサが接触し失速した。すぐ後ろにいたアロンソはアクセルを戻さざるを得なくなってしまい、ランス・ストロール(ウイリアムズ)の先行も許してしまった。
「僕たちは間違いなく、もっと良い1日を過ごせたはずだ」とアロンソはコメントした。
「ウイリアムズの2台が僕の前にいて、ターン2でお互いが接触したんだ(実際に接触したのはオコンとマッサ)。そこでいくつかポジションを失ってしまったのが残念だ」
「それから、僕たちは常に第2集団の中にいて、僕たちが持つ本当のペースよりも遅いペースに付き合わされてしまった。だがオーバーテイクできるほどではなかった。日本では、より力強い戦いができることを願っている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | マレーシアGP |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Charles Bradley |