アロンソ、シンガポールに失望し壁に穴を開けたことを明かす

アロンソはシンガポールでドライバーのプライベートルームにこぶし大ほどのサイズの小さな穴を開けたエピソードを明かした。

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソはシンガポールでのクラッシュに失望感を覚え、ドライバーのプライベートルームにこぶし大のサイズの穴を開けたエピソードを明かした。

 シンガポールGPで表彰台を狙っていたアロンソは、スタート後の第1コーナーで一気に3番手に浮上した。しかしその後、キミ・ライコネン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のクラッシュに巻き込まれ、アロンソはコースアウト。再びレースに復帰できたものの、彼のマシンは大きなダメージを受けていたため最終的にリタイアすることを余儀なくされた。

 マレーシアでの記者会見に臨んだアロンソは、シンガポールGPレース後のエピソードを明かした。シンガポールGPのリプレイを見たアロンソは失ったチャンスの大きさを再び認識したことで失望を覚え、怒りのあまりプライベートルームの壁を殴り、その壁に小さな穴を開けてしまったという。

 アロンソにその穴が未だにそこにあるかどうか訊くと、彼は次のように答えた。

「そうだね……まだそこにあるんだ! 僕のフラストレーションの表れだ」

「レースのリプレイを見て、ターン3で(セバスチャン)ベッテルがスピンしていたのを見たんだ。僕たちはルイス(ハミルトン)のすぐ後ろにいたはずで、適切なタイヤを装着していた」

「もしチャンスがあれば、彼をオーバーテイクすることすらできたかもしれない。1つか2つポジションを落とす可能性はあったけど、ストリートサーキットだから追い抜かれることはそうないだろう」

「その表彰台は僕のキャリアにおいて最高位のものになったかもしれない。でもそれを逃した」

 ピットに戻る間も苛立ちを抱えていたアロンソ。良い結果をつかむことができるかもしれなかったレースだからこそ、特に傷ついたという。

「これまでとは違った苛立ちを感じたのは間違いない」

「ある時の僕たちは遅く、競争力がなく、何もできなかった。スパやモンツァのようなところではね」

「でもそんな僕たちでも競争力を発揮できるサーキットが2つある。それに雨が降っていて、クラッシュする前は2番か3番手だった。僕はシンガポールで表彰台を獲得することができると思っていたし、その表彰台は僕の過去10年間の中でも最大の結果になったかもしれない」

「僕たちはそれを逃した。しかし僕はいつでもポジティブだ。今年はそういうことが起きない運命だったのなら、より良いチャンスを得られるようにやるだけだ」

 運命を信じているかどうか訊くとアロンソは次のように語った。

「起こるべくして起きたのだから、その起きた物事を僕は信じている」

「レースやチャンピオンシップ、人生において起こったことは全て理由があると僕は思っている。なぜなら適切なタイミングでそれはくるからね。僕はそういう風に考えるのが好きなんだ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース