アロンソ、メキシコGPでホンダの最新エンジン使用へ

アメリカGPでMGU-Hのトラブルに見舞われリタイアしたアロンソは、メキシコGPで最新のホンダパワーユニットを使うことになる。

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、アメリカGPで8番手を走行中にエンジンの不調を訴え、ピットに帰還。そのままリタイアとなった。この原因はMGU-Hにあったことが、レース後に確認されている。

 ホンダはアメリカGPに、アップデート版のエンジンを持ち込んでいた。しかし、これを走らせたのはストフェル・バンドーンのみ。なぜならバンドーンは、それまでに使っていたエンジンの走行距離がかなり嵩んでいたからだ。そして彼はグリッド降格ペナルティを受けることになった。

 一方アロンソのエンジンには、シーズン末まで走りきるだけの走行距離の余裕があった。そのため、グリッド降格ペナルティを避けると共に、アップデートがもたらされない予定だった。

 しかしホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介はmotorsport.comに対し、アロンソが”おそらく”アップデート版のエンジンを手にすることになるだろうと語った。なぜならトラブルが起きたためにMGU-Hを交換せざるをえず、これによりグリッド降格ペナルティを避けられないからだ。

「グリッド降格ペナルティを受けることになると思います。そのため、新しいエンジンをメキシコGPに投入する方がいいでしょう」

 アロンソのMGU-Hに起きたトラブルは、日曜朝にバンドーンのMGU-Hに発生した問題と同様のモノであったとホンダは疑っている。

 ホンダは今季、MGU-Hのトラブルに苦しみ続けてきた。しかし、ここ数戦ではそれも収束し、信頼性の向上が果たされたように見えていた。

「最近のレースでは信頼性が比較的安定していたため、多くの問題が発生したことは非常に残念です」

 そう長谷川は語る。

「我々は直ちにさくらのチームと問題を調査し、メキシコに向けて対策を施すために努力します」

「(バンドーンとアロンソに起きた問題は)いずれも同じ問題のように見えますが、正確には分かっていません。回転の問題のように見えます」

「ストフェルのMGU-Hは走行距離が嵩んでいたため、このイベントを走りきるとライフが終わることが分かっていました。しかし、問題が起きることは考えていませんでした。フェルナンドのMGU-Hは鈴鹿で初めて使ったものであるため、走行距離は非常に少ないです」

 アロンソにトラブルが発生せず、バンドーンが追加のグリッド降格ペナルティを受けなければ、アメリカGPでポイントを獲得できたはずだと、長谷川は感じている。

「我々にはまずまず良いパフォーマンスがありました」

 そう長谷川は語った。

「我々にはポイントを目指せるだけのパフォーマンスがあったんです」

「もし問題が起きなければ、アロンソはポイントを獲得できただろうと思います。おそらく、6位か7位でフィニッシュできたでしょう」

「もしストフェルが14位からスタートできたなら、ポイントを目指すこともできたはずです」

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 第18戦メキシコGP
サーキット アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
ドライバー フェルナンド アロンソ
チーム ホンダ・レーシングF1チーム , マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース
タグ yusuke-hasegawa