アロンソ「本来なら9位。まだやるべきことが残っている」
アロンソはマレーシアGPがポジティブなレースだったにもかかわらず、まだマクラーレンのパフォーマンスに満足できないと主張する。







パワーユニット交換を行ったため、45グリッド降格ペナルティを科せられ、マレーシアGPを最後尾グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。しかしそのスタート位置にもかかわらず、彼は最終的にはレースを7位でフィニッシュした。最後尾から7位というレースは、アロンソは以前スパ・フランコルシャンでも行っており、彼にとっては今季2度目のことである。
アロンソはマクラーレンの進歩に励まされているとしながらも、まだまだ長い道のりが残っていると認めた。
「我々は確かに改善している。しかし同時に、前方の6台は手の届かないところにいる。7位は僕らが期待できる最高の順位だ」
そうアロンソは語る。
「そして、今日は(ルイス)ハミルトンと(セバスチャン)ベッテルが問題を抱えたのに、僕らは7位だ。通常ならば9位だったということだよ。まだ夢中になることなんてできないし、やるべきことがたくさんあるということを知っている必要があるんだ」
「僕らは最初のスティントのかなり早い段階で、ポジションを挽回することができた。そして、僕らはコースに戻った位置に驚かされたんだ。戦略については幾つかの議論があった。僕らはその時点でかなり順位が上がっていたからね。しかし最終的には全てがうまく行って、多くのポイントをチームにもたらすことができたよ」
アロンソのチームメイトであるジェンソン・バトンは9位でレースを終えた。このレースは、彼にとってF1での300戦目という記念すべきレースだ。バトンはバーチャルセーフティカーの際にピットストップを行ったことでアロンソとニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)に抜かれてしまった。
「それはOKだと見えたんだ。ヒュルケンベルグとフェルナンドは3ストップで、僕の後ろだったからね」
そうバトンは答えた。
「僕らは2ストップで、それはとても良いはずだった。しかしバーチャルセーフティカーが、僕がピットに入った2周後に出たんだ」
「バーチャルセーフティカーが入った際にピットインをすることで、15秒を稼ぐことができる。そして、彼らは僕の前に出てきたんだ。それは少し残念だったけど、まぁ仕方ないね」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | マレーシアGP |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | フェルナンド アロンソ , ジェンソン バトン |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Pablo Elizalde |