イタリアGP FP1:ハミルトン首位でメルセデス1-2。真の実力差は雲の中

第13戦イタリアGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

 F1第13戦イタリアGPのフリー走行1回目(FP1)が行われ、不安定なコンディションの中でルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。

 フェラーリにとっての聖地、モンツァ上空は雲に覆われるというコンディション。気温22度、路面温度24度でセッションがスタートしていった。

 午後のFP2は荒天となる予報が出ているだけあって、多くのマシンがコース上に。一番硬いミディアムタイヤでインスタレーションラップを行った。ケビン・マグヌッセン(ハース)のマシンでFP1を走る予定だったアントニオ・ジョビナッツィも、シートをマグヌッセンに返している。

 また来季からの導入が決定しているコックピット保護デバイス、”ハロ”をフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)やカルロス・サインツJr.(トロロッソ)、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)が搭載し、セッション序盤の走行を行った。

 ウイリアムズのランス・ストロール、フェリペ・マッサは走り出しから早速スーパーソフトを投入し計測を開始した。両者は1分25秒台のタイムを記録した。

 ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢はまずソフトタイヤで計測へ。ハミルトンは1分22秒861、ボッタスは1分22秒252までタイムを縮めた。

 フェラーリ、レッドブル勢はスーパーソフトタイヤを投入。しかし、なかなかタイムが上がっていかず。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がボッタスの約1秒差まで詰めて3番手となったものの、ボッタスはさらにタイムを1分22秒086まで更新した。4番手には、ソフトタイヤのセルジオ・ペレス(フォースインディア)がつけた。

 1セット目のタイヤを返却する期限であるセッション開始40分を前に、ほとんどのマシンがピットへ。時を同じくして、1コーナー付近の観客が傘を差し始めた。

 ただ、あまり雨量が多いという予想ではないようでハミルトンとボッタスはスーパーソフトタイヤを装着してコースイン。ガラ空きのコースで走行を開始した。

 ハミルトンは最初のアタックで自身のタイムを約1秒更新すると、計3度のアタックで1分21秒537までタイムを更新した。ボッタスとは0.435秒差だ。

 徐々に上空が明るくなり、ヘルメットを交換するドライバーも出始めたが、セッション時間残り30分を切り、雨が局所的にポツポツと落ちてくるなどコンディションは不安定。予選はウェットで行われる可能性が高い予報が出ており、1ラップのアタックというよりも各車が長めのスティントで、決勝を見据えた走行を重ねた。

 セッション残り時間20分を切る頃には、メルセデス勢がスーパーソフトタイヤで1分24秒台で走行するなど、燃料を積んでのロングランを始めた。

 しかしその直後、セッション残り17分前にウェットトラック宣言がされた。全車がピットに戻ったが、フェラーリの2台はスーパーソフトタイヤでピットアウト。ゆっくりと2周し、ピット出口でスタート練習を行った。

 残り10分を切ると、彼らに続き多くのマシンがコース上へ。最終コーナー付近で雨が落ちているものの、各車がスリックタイヤでロングランを実施してセッション終了を迎えた。一方で、メルセデスのふたりはマシンを降り、ウェットトラック宣言以降は走行をしなかった。

 結局、セッションはハミルトンがトップのままで終了。3番手のベッテルとは1秒以上差があるが、普段のFP1以上に各チームの走行プログラムが異なっている可能性があり、真の実力差は反映されていないと考えていいだろう。

 トップ8まではメルセデス、フェラーリ、レッドブル、フォースインディアと綺麗にチーム順のオーダーに。ただ、9番手にはマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンがつけ、10番手はウイリアムズのフェリペ・マッサとなった。アロンソはパワーユニットの交換を控え、早めに走行を終了し15番手だった。

 FP2は日本時間21時からスタートする。天候によってチームの動きは大きく左右されるだろう。

【リザルト】第13戦イタリアGP:フリー走行1回目

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イタリアGP
サーキット モンツァ
記事タイプ 速報ニュース