インテルラゴスの”水はけ”性能向上へ。路面に”溝加工”を実施
執筆: Adam Cooper
FIAは、ブラジルGPの舞台であるインテルラゴス・サーキットの路面に刻まれた溝が、排水の問題を解決するのに役立つことを願っている。

これまでブラジルGPは、雨の影響を多く受けてきたグランプリのひとつだった。今週末も、降雨の可能性が高いことが指摘されている。そして、その際の路面の排水性は、長きにわたって同グランプリの課題とされてきた。
今年のイベント開催に先立ち、インテルラゴスの6つのコーナーに、ウエットコンディションでも走行がより容易になるように、対策が施されている。
FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、各チームに次のように通達を出した。
「ターン2とターン12のエイペックスは、再舗装されている」
「路面に溝を追加する加工は、昨年のレース中に水が多く溜まっていたエリアに施されている。それは特にターン2、3、12、13、14、および15である」
「コースのグリップが安定することを確実にするために、高圧の水で2度にわたって洗浄されている」
またFIAは、ターン2、4、8、および10のエイペックスに存在する縁石の後方に、ソーセージ型の縁石を追加している。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第19戦ブラジルGP |
ロケーション | ホセ・カルロス・パーチェ・サーキット |
執筆者 | Adam Cooper |
インテルラゴスの”水はけ”性能向上へ。路面に”溝加工”を実施
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