インディ500勝者ロッシ、来季については複数のF1チームとも交渉中

アレキサンダー・ロッシは、マノーのリザーブドライバーながら、今季F1でレースするかどうかは”わからない”と語っている。

 アレキサンダー・ロッシは、昨年マノーのマシンを駆り、F1で5レースを戦った。そして今年の2月、彼はインディカーへの参戦を決め、その契約を交わした。このことで、マノーが2016年シーズンに、少なくともひとりの”ペイドライバー”を必要としていることが明らかになった。

 アンドレッティ・ハータ・オートスポートに加入したロッシは、100回目のインディ500に参戦。積極的かつギャンブル的な戦略を成功させ、優勝を果たした。

 しかしながら、ロッシのアンドレッティとの契約は今年1年限りであり、さらにマノーのリザーブドライバーの契約は継続されたままだ。そして、彼の究極の野望はまだF1にあるが、インディカーのシーズンが終了後、そして来年のポジションについては未定だと言う。

 ロッシはmotorsport.comに対し、次のように語った。

「マノーでのリザーブドライバーとしての僕の役割は、彼らのドライバーが不足した場合は、僕がそれを埋めるというものだ。何かが起きるのかどうかは、僕には全く分からないよ」

「僕はソノマまでのインディカーに、集中しているところだ(この9月中旬のレースによって、今季のインディカーはフィナーレを迎える)。また、さらにそれ以上に、インディカーでの将来的な可能性にも注目している」

「それと同時に、僕はマノーとの(リザーブドライバーとしての)契約がある。彼らが特定の状況下で僕を必要とするならば、僕らはそれを検討する必要があるんだ。しかし、今季残りのレースをマノーで戦うことについては、具体的な議論にはなっていないよ」

 10月には、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで、アメリカGPが行われる。このレースへの出走について訊かれたロッシは、次のように答えた。

「興味がないと言ったら、それは嘘になると思う。しかし、今年のその時点で、将来に向けた何らかの決定をしている可能性もある」

「再びF1に参戦するためには、多くのことを整理する必要がある。それについては、まだ議論されていないよ」

「僕はマノーで誰かを押し出すつもりはない。僕はハリャントの立場を理解していないからね。僕は、皆さんが読んだのと同じレポートや噂を読んだよ。しかし、実際のシナリオがどうなっているかは知らないんだ」

「もし、仮にハリャントにスポンサーがつけば、僕がドライブすることはない。もし、誰かが怪我をしたり、病気になってしまった場合、そしてスポンサーを獲得できなかった場合は、僕はそこに収まることができる。しかし、ソノマでインディカーのシーズンが終了した後、マノーに出掛けて行って、シートを作らせるつもりはないんだ」

 ロッシは、来季に向けて、F1やインディカーの複数のチームと交渉を行っていると認める。

「確かに、他のチームとも話をしている」と彼は言う。

「マノー以外の他のF1チームとも、話をしているよ。そして、インディでもアンドレッティ以外の複数のチームとも、交渉しているところなんだ」

 とはいえロッシは、その最有力は現在の所属チームであると示唆する。

「でも、僕らが最も話をしているチームは、アンドレッティ・ハータだよ。僕はこのチームでとても楽しんでいるし、マイケル(アンドレッティ)やブライアン(ハータ)と仕事をするのが大好きなんだ」

「僕らは公平にチャレンジすることができるけど、このチームに入った当初から、僕は快適で、そしてアットホームな雰囲気を感じていたんだ。その上で、チームメイトのライアン(ハンター-レイ)やマルコ(アンドレッティ)、そしてカルロス(ムニョス)と共に働くのを楽しんでいる」

「素晴らしい組織だと思うよ。彼らは長い間、このスポーツのトップを争ってきた。ここ数年は辛いシーズンを過ごしてきたけど、僕はそれが永遠に続くとは考えていないよ」

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この記事について
シリーズ F1 , IndyCar
ドライバー アレクサンダー ロッシ
チーム アンドレッティ , マノー
記事タイプ 速報ニュース