ウイリアムズ「来季マシンの方向性を”大きく変更する"」
ウイリアムズのテクニカルディレクターのパディ・ロウは、来シーズンのマシンの方向性を”大きく変更する"ことを明かした。








ウイリアムズのテクニカルディレクターのパディ・ロウは、来シーズンのマシンの方向性を”大きく変更する"ことを明かした。
ウイリアムズは現在、コンストラクターズランキングで45ポイントを取得し5位に位置しているが、中団チームのトロロッソとハース、ルノーとの接近戦を繰り広げている。
今季よりウイリアムズに加入したロウは次のように語った。
「来シーズンのマシンに多くの変更を加えるつもりだ」
「様々なものに取り掛かっており、現時点での進捗は良好だ。我々が方向性を変更しようとしている分野は多岐に渡っている」
ベルギーGPの予選でウイリアムズの2台は、Q1敗退という結果に終わった。その後、フェリペ・マッサは、ウイリアムズが開発面で他のチームよりも遅れをとっていると主張した。
そのようなマッサの意見に対し、ロウは次のように述べた。
「その評価は正しいかもしれない」
「しかし、レース毎にサーキットの特性が変わるため、1レースの結果だけで結論を出すのは困難なことだ」
「評価するのであれば数レース見てみなければならないだろう。我々は中団チームで激しい戦いを繰り広げている。ライバルから抜きん出ることができていないのは確かだが、ここ数カ月間はチームとして向上することができた」
「我々が間違いを犯しているのか、それとも成長することができていないのかを判断しなければならない」
チームがリソースを最大限に活用するために懸命に働いてきたことをロウは認めているが、それ以上に効率的であるべきだと考えているようだ。
「あらゆる分野を改善する必要がある。それが他のチームとの競争における本質だ」
「競争とは、チームの主要な分野においてライバルチームに打ち勝つことだ」
「チームにはある程度のリソースがあり、そのリソースの中でできる限り努力するのが我々の仕事だ。やるべきなのは効率性を上げることだ。今後我々はさらに効率的になれるはずだ」
「我々がより多くの成功を収められれば、さらに発展していけるだけのリソースをチームに惹きつけることができるだろう。これがF1における開発の本位だ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
チーム | ウイリアムズ |
執筆者 | Lawrence Barretto |