ウイリアムズ、クビサ絶賛も「タイムシートからは何も判断しない」

ウイリアムズはタイヤテスト中にクビサの評価を行なったが、タイムシートからは何も判断しないことを明らかにした。

 ウイリアムズは2日間行われたピレリの新しいタイヤテストで起用したロバート・クビサの評価を行なったが、テスト中のタイムシートからは何も判断しないことを明らかにした。

 クビサは、アブダビで行われたピレリタイヤのテストにウイリアムズから参加した。その2日目でクビサはハイパーソフトタイヤを装着した状態で、トップタイムを記録したフェラーリのセバスチャン・ベッテルから約2秒差のタイムを記録。同じくウイリアムズからテストに参加し、ソフトタイヤを履いたセルゲイ・シロトキンからは0.4秒速いタイムをマークして、7番手でセッションを終えた。

 しかし、ウイリアムズのテクニカルチーフであるパディ・ロウは、クビサのラップタイムについてチーム内で議論することはないと明らかにした。

「彼のスピードについて話すことはないだろう。非常に複雑な話なのだ」

「報道陣はこのテストでいくつかの答えを私に求めるだろうが、彼のスピードに関して議論するつもりはない」

「パフォーマンスやスピードは非常に複雑な問題なのだ。よってタイムシートから何か物事を読むことは多くの誤解を招くと考えられる。だから私はそれについて話すつもりはない。チーム内でも分析を行なっていない」

 さらにクビサの走りを見たロウは、身体面においては問題がないと繰り返し語った。

「これまでロバートは、シルバーストンとハンガリーで2014年式のマシンをドライブした。そこから我々はいくつかの情報を得ることができ、彼も素晴らしい仕事をこなしてくれた」

「彼は極めてプロフェッショナルな男だ。知識も豊富だし、経験もある。それは今回彼を評価する上でプラスに働いた」

「我々はロバートが現在のマシンを初めてドライブする姿を見てみたかった。彼がどのようにマシンを攻略するのかを見るのは興味深いことだった」

「それに問題はなかった。彼は完璧にこなしたのだ。それは素晴らしい運転で、文句のつけようがなかったし、問題なかった。全てがうまくいっていた」

 ロウは、ウイリアムズが2018年のドライバーラインアップを早期に決定することはないと主張し、ドライバー候補はアブダビでテストしたドライバーに限らないということを示唆した。

「準備が整い次第、決定を下すだろう。決定を下すために必要な全ての情報が揃い、それを発表する準備ができた時だ」

「我々がこのテストに起用したドライバーたちは、来季のドライバーラインアップを決定する上での最有力候補者という訳ではない」

「これはあくまでタイヤテストであり、ランス(ストロール)だけでなく、他のふたりが新しいタイヤを試すのを見る機会だったのだ」

「もちろん、ドライバーの情報もいくつか収集することができたテストだが、今回起用したドライバーから来季のドライバーラインアップを決定するとは限らない」

Additional reporting by Roberto Chinchero

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー ロバート クビサ
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース