ウイリアムズ、ストロールの不可解だったレースペースを調査

ウイリアムズはアブダビGPでランス・ストロールの不可解だったペースについて未だに説明することができないと明かした。

 ウイリアムズはアブダビGPでランス・ストロールの不可解なペースについて未だに説明することができないと明かした。

 決勝レースを13番グリッドからスタートしたストロールは、マシンバランスの問題とタイヤ管理に苦戦した。ほとんどのドライバーが1ストップ作戦を決行する中で、異常なペースを見せたストロールだけ3度ピットインを行なった。

 最終的にストロールは18位でフィニッシュラインを横切った。なお、チームメイトであるフェリペ・マッサは10位でレースを終えた。

 ウイリアムズのテクニカルディレクターであるパディ・ロウはレースについて次のように語る。

「彼には仕事ができるだけのマシンバランスがなかったように見えた。マシンに何か不具合があったか、きっかけとなる何かがあったのかどうかを詳しく調べてみる必要がある」

「タイヤにも課題があった。今週末は誰にとってもタイヤの温度を調整するのが難しかった。彼もレースウィーク中苦戦していたし、金曜日から良いペースを持てていない。我々はその原因を探らなくてはならない」

 ストロールのマシンに搭載してあったのは、ブラジルで問題があった古いスペックのエンジンだった。しかしロウはそれがペースが上がらなかった理由ではないと断言している。

「エンジンにおいては少し進展があった。このような事態を引き起こした理由にはならない」

 ストロールは1回目のピットストップ前にハースのロマン・グロージャンと13番手を争い、何度も順位を入れ替えて結局13番手を確保した。

 良い戦いを見せていたのにもかかわらず、その後ストロールはタイヤの温度管理で苦戦し、予定外のピットストップを誘発させることになったタイヤロックをしてしまった。

「彼は1度目のピットストップの後に履いた硬い方のタイヤ(スーパーソフトタイヤ)でロックした。ニュータイヤだったがそのせいでダメになってしまった」

「さらに最終的にペースを取り戻すことができなかった。彼はタイヤをコントロールすることを諦め、我々も為す術がなかった」

「レース終盤、彼はその時点での(ストフェル)バンドーン(マクラーレン)よりも速さがあったことに気づいた。もし調子が戻っていれば、彼はバンドーンを上回り12位でレースを終えていたことだろう」

「ランスは悪状況に陥った時の経験が不足していることを理解している。だからこそ彼は時々そういった事態にしっかりと向き合って、その機会を最大限に活用しようとするのだ」

 来シーズンにストロールが大きな成長を遂げられるかどうかをロウに訊くと彼は次のように語った。

「遂げられるだろう。他の誰よりも顕著に現れるはずだ。しかし、そのために我々は作業を続けなければならない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第20戦アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
ドライバー ランス ストロール
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース