エクソンモービル、次戦レッドブルへ改良した燃料を提供予定

エクソンモービルは、次戦シンガポールで改良を加えた燃料をレッドブルに提供する予定だという。

 レッドブルに燃料を提供しているエクソンモービルは、次戦シンガポールで新しい燃料を供給するつもりだと明かした。

 今シーズン、レッドブルはメルセデスやフェラーリに対しペースでも苦戦しており、ルノー製エンジンがパワーと信頼性の面で遅れをとっていると考えている。

 しかし次戦のシンガポールはシーズンの中でも数少ない低速のサーキットであり、この特性はレッドブルのマシンに適している。そのため燃料をアップグレードするのにも丁度いい機会だ。

 エクソンモービル社のグローバル・モータースポーツ・テクノロジー・マネージャーであるデイビッド・ツルサキは、「シンガポールで新しい燃料を投入しようと考えている」とmotorsport.comに語った。

 新しい燃料を投入したとしても、レッドブルはシンガポールに、その新燃料に対応した新エンジンを投入する予定はない。なぜなら、リカルドとフェルスタッペンはふたりとも今回のイタリアGPに、次戦シンガポールGPを見越して、新エンジンを投入済みだからだ。

 エクソンモービルはマクラーレンとの長期に渡るパートナーシップを終了し、2017年からレッドブルへ燃料を供給している。

 このアップグレードにどれほどの価値があるのかと尋ねると、レッドブルのチーフエンジニアであるポール・モナガンはこう話した。

「エンジンの影響を受けやすいサーキットでは、0.1秒変わると推定している」

「もしモナコだったら、それほど重要なことではないが、スパだったらもう少し重要になってくる。新しい燃料を使用すれば、多くのサーキットで、少なくともグリッドを上げることができるだろう」

「1年を通してオイルの改善をしている。これにより、自分たちのポジション次第で0.05秒か0.06秒変わってくる」

 エクソンモービルはイギリスGPでも燃料のアップグレードを計画していた。しかしその後に予定されているシンガポールでのアップデートに集中するため、イギリスでのアップグレードは延期されることになった。

 そしてこのシンガポールでのアップグレードが今シーズン最後のアップグレードであり、エクソンモービルはすでに来年へ焦点を向けている。

 ツルサキは、「我々の方向性としては、次のエンジンのコンポーネントを待っているところだ。それが来れば、シングルシリンダーのテストを行うことができる」と語る。

「今シーズンに向けては、それが正しいと証明する時間がなかった。それゆえ、新しいシングルシリンダーエンジンの完成を待っている」

「次の改善に向けて、我々は4種類の燃料を用意している。願わくば年末までにいくつかテストしたいと考えているテクノロジーもある。2018年はアップグレードした燃料を用意するつもりだ」

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