オランダGP復活へ!? アッセンは”小さな変更”でF1開催可能とFIA判断

F1レースディレクターのホワイティングの視察により、オランダのアッセンは比較的小さな変更でF1開催が可能と判断された。

 先週、F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングがオランダのTTサーキット・アッセンのトラックを視察した結果、F1開催が可能となる『グレード1』取得のためには比較的小さな変更で済むという判断が下された。

 F1オランダGPは、1952年から1985年にかけて計30回開催されたが、その全てがザントフォールト・サーキットでのレースだった。

 ツーリスト・トロフィー(TT)という呼称を使っている通り、アッセンはMotoGPやスーパーバイク世界選手権が多く開催されてきたサーキットだ。しかし、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の活躍を受けて国内のF1人気が高まりを見せており、アッセン側もF1開催の可能性を模索していた。

 金曜日に発表された声明によると、ホワイティングの”徹底的な検査”の結果、いくつか小さな変更を施すだけでF1を開催することができると彼は判断したという。

 必要になる変更は、特定の地点に縁石やガードレール、テックプロ(Tecpro/高性能衝撃吸収バリア)を追加するなど安全対策が中心となる。

 アッセン側はMotoGP開催に悪影響が及ぶような変更が必要となった場合、F1を開催することに興味はないというスタンスであったが、サーキット自体は大きな変更の必要はなく、レイアウトもそのままで問題ないと判断された。

 ホワイティングによるトラックの検査は、事前にFIAが予備評価を行ったことを受けてのものだ。昨年12月、コンピューターシミュレーションによってアッセンのレイアウトとコース幅が、FIAによって設定されたグレード1に要求される安全性をクリアしていることはすでに判明していたようだ。

 TTサーキット・アッセンのアルジャン・ボス会長は、次のように述べた。

「チャーリー・ホワイティングがトラックや現代設備、サーキットのメンテナンス水準に満足していると聞いて、とても嬉しい」

「彼の判断がポジティブなものだったことで、F1をオランダに引き戻すための重要な一歩を正しく踏み出すことができた。しかしまだそこには到達していないし、実現には遠い」

「次のステップは、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント/F1の運営)がアッセンを訪問することだ。これも近いうちに実現するだろう」

 F1の商業面を担当しているショーン・ブラッチスは昨年motorsport.comに対して、オランダGPをカレンダーに戻すことに興味があると語った。しかしブラッチスは、アムステルダムのような都市での公道レース開催の構想を持っているようだ。またグランプリの開催経験があるザントフォールトも、F1誘致の動きを見せている。

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース