ガスリー「F1参戦は"資金力が全て"ではないと示すことができた」

ガスリーは自分がF1に参戦することでF1のチャンスは"資金力が全て"というわけではないことを若手ドライバーたちに示すことができたと語る。

 トロロッソのピエール・ガスリーは、自分がF1に参戦することでF1参戦は"資金力にかかっている"というわけではないと若手ドライバーたちに示すことができたと語った。

 ガスリーは2018年シーズンよりレッドブルのジュニアチームであるトロロッソから初めてF1にフル参戦する。

 彼は2013年にフォーミュラ・ルノー・ユーロカップでタイトルを勝ち取った後、レッドブル・プログラムに加入。その後、フォーミュラ・ルノー3.5とスーパーフォーミュラでそれぞれ年間2位、GP2でタイトルを獲得した。

 F1フル参戦に関してガスリーは次のように語った。

「最終的に僕は(F1参戦するためには)パフォーマンスが全てというわけではなく、強力なバックアップが必要だということを知った」

「僕にはマネージャーがいなかったから、常にひとりでこの業界の"大きなサメたち"と戦い、自分の居場所を確保しなくてはならなかった」

「マネージャーなしで、自分のシートをお金で買わずに、それをやり遂げることができて本当に嬉しく思う」

「今の時代はそうすることがかなり難しいから、僕がその可能性を開いたことは若いドライバーにとって良い事だ。資金力が全てではない。資金なしでもF1に参戦することは可能だ」

 ガスリーは2016年にGP2タイトルを獲得した時から、2017年はトロロッソでレースすることを目標にしていたという。

 しかしそれが叶ったのはシーズン中盤にダニール・クビアトが実質的に降板させられた後のことだった。それでもガスリーは自分がF1に参戦することができると確信していたという。

「これは傲慢ではなく、僕は実際にフォーミュラ・ルノー・ユーロカップでタイトルを獲得し、フォーミュラ・ルノー3.5で年間2位になった」

「フォーミュラ・ルノー3.5で年間2位になった多くのドライバーは、そのままF1に昇格していた。ダニエル(リカルド)やジュール(ビアンキ)のようにね」

「僕はGP2に行って勝利した。僕はニコ(ロズベルグ)の次に若くしてタイトルを獲得した。他の勝利者をみても、ニコ・ヒュルケンベルグやルイス・ハミルトン、ストフェル(バンドーン)らはF1に昇格している」

「僕は最年少GP2優勝者のひとりだから、F1に行けない理由はないと思ったんだ」

「それから僕はスーパーフォーミュラにも参戦した。その時も僕は"いいね、このシーリズは別の(F1への)道だ。ここでうまくやれば、これまでで4シリーズに参戦したことになり、それらのシリーズでパフォーマンスを発揮できれば、F1参戦も実現するだろう!"と考えたんだ」

「だから僕はプッシュし続けた。常に僕の心の中にはF1に参戦する夢があった」

 彼はF1に参戦するチャンスを待たなくてはならなくなった時、しばしば焦りを感じていたことを認めたが、その心境が彼の成長に役立ったと感じている。

「ある意味で、僕は以前より精神的に強くなれた」

「僕にとって悪い経験はひとつもない。良い経験だろうが悪い経験だろうが、常に何かしらを学ぶことができる」

「とても長い道のりだったけど、良い経験がたくさんあった。それらは全て僕の役に立ったんだ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ピエール ガスリー
チーム トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース