クビアトのチーム残留に噛み付くビルヌーブ。「トロロッソは”窓際”チーム」
ジャック・ビルヌーブは、クビアトは来季シートに見合うだけの結果を残していないと語った。






ダニール・クビアトは今シーズン、たった4レースを走っただけでレッドブルから姉妹チームのトロロッソへ降格させられたが、アメリカGPの週末に来季もトロロッソに残留することが発表された。
歯に衣着せない発言で有名な元F1チャンピオンのジャック・ビルヌーブは、クビアトを残留させるというレッドブルの決定について、結果に基づいたものではないと語った。
「驚いたね。彼の成績はF1に残れるようなものではなかったから。しかし彼らはクビアトの取り組み方に将来性を見たんだろうね、私の予想だが」
5月にトロロッソに降格させられたクビアトは、14レースで4ポイントしか獲得していない。一方、彼のチームメイトのカルロス・サインツJr.は34ポイントを獲得している。
トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストを含めた多くの人々が、クビアトはトロロッソに戻ってきた後、疑う余地なく進歩を遂げていると語っているが、ビルヌーブはそうは思っていない。
「彼はトロロッソに降格してから、何も進歩していない」とビルヌーブは語った。
「彼はサインツからそれを得ているんだ。クビアトはそのレベルにない」
「それに、トロロッソはドライバーをキープするようなチームではない。だから何か理由があるはずだ。チームにとってメリットである理由がね。おそらく、彼はとてもハードに働いて、マシンの開発を助けているんだろう! 外から知ることはできないがね」
サインツかクビアトのどちらかが、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが座るレッドブルチームのシートに挑戦できるかと問われたビリヌーブは「それはない。レッドブルはふたりのドライバーに満足している。彼らはふたりのスタードライバーを擁しているんだ」と語った。
「トロロッソは、”窓際”チームになりかけている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ダニール クビアト , Jacques Villeneuve |
チーム | アルファタウリ・ホンダ |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |