クビサ、ついにウイリアムズの”最終試験”へ。アブダビタイヤテスト開始

クビサはアブダビで開催されたタイヤテストに参加し、ウイリアムズの2017年マシンをドライブ。F1に復帰できるかをテストされている。

 生命も危ぶまれるような2011年のラリー事故により右腕を負傷し、F1キャリアの中断を余儀なくされたロバート・クビサ。彼がウイリアムズのシートを獲得し、F1に復帰できるかどうか、最も重要な局面を迎えている。

 F1復帰を目指しているクビサは、8月にハンガリーで行われたインシーズンテストにルノーから参加し、最新世代のF1マシンをドライブしていた。

 彼はその後ウイリアムズのドライバー候補として、2014年のマシンをシルバーストンとハンガロリンクでドライブ。チームは彼の復帰が可能かどうかテストを続けてきた。

 そして今回、2017年シーズン最終戦アブダビGP後のヤス・マリーナ・サーキットで、ピレリの新しいタイヤをテストする機会が全チームに与えられた。これにクビサが参加し、ウイリアムズの2017年マシンでの最初の走行機会を得ることになった。

 ウイリアムズのテクニカルチーフであるパディ・ロウや、パフォーマンス・チーフのロブ・スメドレーも、彼の走りを見守るためにアブダビに残っているという。

「我々は皆、過去に彼(クビサ)がどんな活躍をしていたか知っている。彼は素晴らしいドライバーだし、プロフェッショナルだ。非常に献身的で情熱に溢れ、とても知的な人物だ。ワクワクさせてくれるような可能性を彼は持っている。それが、我々が彼をテストしている理由だ」とロウは語った。

「ロバートと我々は、彼の怪我がF1マシンのドライブに影響を与えるかどうかを評価するプロセスにある。ただそれだけだ」

 ロウは、クビサのテストに先立って必要になったマシンの修正はわずかであり、問題はないと語った。その中には、ひとつのパドルでギヤのアップダウンができるように改造が施されたステアリングも含まれる。

「ギヤのシフトなどにはいくつか変更が加えられている」

「実際のところ、ほとんどのドライバーが自分の好みに合わせてマシンを調整しているものだ」

「大体のチームで、ふたりのドライバーが異なるステアリングを使用しているのが分かるだろう」

 テスト初日の今日、クビサは現地時間の午後3~4時頃まで走行し、その後ランス・ストロールにマシンを譲ることになるようだ。このタイミングで、ストロールが2018年のタイヤを試す機会が得られる。

 同じくウイリアムズからテストに参加するセルゲイ・シロトキンは、2日目となる水曜日の午前中と午後の一部をドライブ。テスト最後の数時間で、再びクビサがステアリングを握る予定だ。

 クビサやシロトキンと同じく、ウイリアムズのシート候補者とみなされているポール・ディ・レスタやダニール・クビアトは、今回のテストには参加しないものの未だシート争いから除外されてはいない様子。一方、現ザウバーのパスカル・ウェーレインは厳しい立場に立たされていると見られる。

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ロバート クビサ
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース