クビサ、2018年はFP1を3回担当「F1に乗る機会があるのは重要なこと」
ロバート・クビサはウイリアムズの開発兼リザーブドライバーとして、スペインとオーストリアを含む3度のFP1で走行を担当するようだ。











ロバート・クビサはセルゲイ・シロトキンとのシート争いに敗れ、ウイリアムズの開発兼リザーブドライバーに就任した。彼は契約の一環として、バルセロナで行われるプレシーズンテストやインシーズンテストのほか、フリー走行に3度登場する予定だ。
「僕は3回のFP1を走る予定だ」と、クビサはウイリアムズの新車FW41発表の際に語った。
「バルセロナでスタートし、オーストリアとあともう一度走ると思う」
「プレシーズンテストやインシーズンテストも走る。ドライブする機会があるのは重要なことだ。今のレギュレーションでは、そういう機会は限られているから」
「シミュレーターも重要な役割を果たしている。僕はこのプロジェクトの一員として、そのツールと現実の世界をリンクさせる、大切な仕事に携わる」
クビサは、自分の主な仕事はチームをサポートすることであると考えているが、ランス・ストロールやシロトキンという経験の浅いコンビへの指導には限界があると述べた。
「もちろん彼らは彼らの仕事をし、僕はそれをサポートしようとするだろう。だけど、彼らが僕の助けを必要としなければ、彼らを指導するといった立場に立つことはない」
「最も重要なのはチームを助け、支援することだ。そうでなければここにはいない」
「同じ船に乗れば、同じ方向を向いて仕事ができる。僕はこの仕事ができると分かったから、チームを助けるという仕事をすることに同意したんだ」
クビサは昨年、2011年のラリー事故の前と比べて、F1マシンをドライブする能力が90%まで戻っていると話していた。
motorsport.comが自分がF1で戦えることを証明するために何が必要かを訊くと、彼は次のように答えた。
「時計は進んでいて、僕は33歳だ」
「昨年の冬には様々な交渉をしていて、多くの人が僕について評価を下した。だけど、僕の制約は何なのか、何が必要なのかを本当に理解しているのは僕だけなんだ」
「まず第一に、今年は自分にも役割がある。チームが目標を達成できるように、僕が手助けできることを証明しなければならない。そしてそれから、将来がどうなるか見てみよう」
「1年前には、僕が様々なテストに参加するだなんて誰も思っていなかった。だから、これからどうなるかなんて誰にも分からないんだ」
「レースドライバーとしてここに居たかったが、12カ月前はF1マシンをドライブできる立場になれるなんて思ってもいなかった」
「(身体的な)制約はかなり大きいが、今の僕は自分がF1マシンをドライブできるということを、これまで以上に確信している」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ロバート クビサ |
チーム | ウイリアムズ |
執筆者 | Lawrence Barretto |