グティエレス、批判に反論「僕は誰にも影響を与えていない」
エステバン・グティエレスは、青旗時のドライビングに対する批判に反論し、自身の正統性を主張した。








ハースのエステバン・グティエレスは、何人かのドライバーからブルーフラッグ時のドライビングについて発言を受けてきた。そしてシンガポールGPの後、メルセデスのチーム代表のトト・ウルフは、ブルーフラッグ時に他のマシンをパスするのはメルセデスのふたりのドライバーにとっても容易ではないと指摘した。
しかしグティエレスは、レギュレーションに従っていると主張している。
「見てみなよ。僕はただそれに従っているだけだ」
「同じように、ブルーフラッグが出たらトトもドライバーたちに最低限のポジションのみを譲らせようとするだろう。そして、これに関してもっと厳しくするようにFIAにプレッシャーをかけるだろう。僕はブルーフラッグが出たから、ルールに従ってできる限り最低限のタイムロスにしようとした。誰にも影響してない」
「僕がやったように、彼も同じことをするだろう。だからこれは論理的でフェアなことだ」
常に正しいことをするのは容易ではないと認めたグティエレスは、ハンガリーGPから学んだことがあるという。
「ブダペストでは、僕は少しやりすぎてしまった。でもどこが限界かわかっているし、しっかりラインを守っている」
「どのチームの代表も、自分のチームのドライバーにはできる限り速く走って欲しいと思うよ」
「これが僕のやるべきことだし、僕自身そうしたい。僕はポジションを争っている。彼らが僕と他のドライバーを比較したとしても、僕は本当に気にしない。自分のレースに集中して、やるべきことをやるだけだ」
またグティエレスは、シンガポールでは何も悪いことをしていないと主張している。
「僕は本当に正しいことをしていた」と話した。
「誰にも影響を及ぼしてないし、僕もタイムを失っていない。フェリペ(マッサ)の前でフィニッシュしたけど、それが目標だったんだ」
「僕はレースを通してプッシュしていた。だからもしブルーフラッグを出されたら、タイムロスは最低限にしたいはずだ。これは普通のことだ。トトは、僕がクルージングしてると言っているけど、彼はF1をドライブしていないんだよ! 彼の言っていることは事実じゃない」
そう話すグティエレスは、ウルフからの批判を心配していないと主張した。
「それについては全く困っていないし、何も変わらない」
「何年も前から、僕とトトの間には素晴らしい関係がある。僕らがお互いにぶつかった時には、きちんと話し合うよ」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | マレーシアGP |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | エステバン グティエレス |
チーム | ハースF1チーム |
執筆者 | Adam Cooper |