グロージャン「レース後、こんなにがっかりしたことはない」
ロマン・グロージャンは日本GPのドライビングについて「キャリアベスト」と語るも、11位に終わった結果に失望を隠さない。







ハースのロマン・グロージャンは、7番グリッドからスタートした。しかし、1周目で9番手まで落ち、そして2ストップ作戦で走りきったものの、1ストップ作戦を成功させたウイリアムズの2台に先行され、11位でフィニッシュした。
「今日みたいに、レースが終わった後でこんなにがっかりしたことはなかったと思う。なぜなら、僕はウイリアムズよりもずっと速かったんだから」
そうグロージャンはレース後に語った。
「僕らはただ、ハードタイヤの寿命を間違えた。最後のスティントのためにピットインするのが、早すぎたかもしれない。しかし、ペースは驚くべきものだった」
グロージャンは、最初のスティントで履いたソフトタイヤに苦しんでいたという。しかし、ハードを履いた最後の2スティントは”飛んだ”と語った。
「僕はターン1で幾つかポジションを失った。そして、(ニコ)ヒュルケンベルグが僕のすぐ前に来たんだ。僕は彼にクラッシュしそうだった。本当に近かったんだ」
「僕たちは、グリーンなトラックでの最初のスティントで、ソフトタイヤを履いて苦戦したんだ。グレイニングが酷かった。しかし、その後のクルマは”飛ぶように”速かったんだ。それは本当に良かった。僕はすごいオーバーテイクをしたんだ」
「良い結末を迎えられそうだった。すごく近かったのに、まったく残念だ。しかし、何もできなかった」
「正直に言って、僕のキャリアで最高のドライブだった。ノーポイントだったけど」
ハースは2台揃ってQ3に進出したものの、決勝ではノーポイントに終わった。しかしグロージャンは、チームにとってはそれ以上の価値があると主張する。
「僕らはそれには値しなかったんだ。11位の価値しかない」
「結果については本当に、本当にがっかりだ。でも、アップデートに関してはとても楽観的だ。僕らには良いペースがあったんだから」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 日本GP |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
ドライバー | ロマン グロージャン |
チーム | ハースF1チーム |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |