サインツJr.、旧式PUを使う来季のザウバーの苦闘を憂う

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サインツJr.、旧式PUを使う来季のザウバーの苦闘を憂う
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
2016/10/13 2:25

今季のPUを来季も使うと決めたザウバーに対し、サインツ「彼らは厳しいシーズンになるだろう」と語る。

Felipe Nasr, Sauber F1 Team
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso
Felipe Nasr, Sauber C35
Marcus Ericsson, Sauber C35 leads team mate Felipe Nasr, Sauber C35

 トロロッソのカルロス・サインツJr.は、今年のフェラーリ製パワーユニットを来年も使い続けると発表したザウバーに対し「2017年は非常に厳しいシーズンになるだろう」と語っている。

 ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、2017年も2016年仕様のフェラーリ製パワーユニットを使い続けると、鈴鹿で明らかにした。この理由についてカルテンボーンは、「シャシーとパフォーマンスの開発に注力するため」と説明している。しかし、パワーユニットは来季に向けかなり自由に開発を行うことができるため、そのパフォーマンス差が非常に大きいと考えられている。

 カルロス・サインツJr.が今季所属するトロロッソは、昨年仕様のフェラーリ製パワーユニットを使っている。そのため、シーズンが進むにつれてそのパフォーマンス差の拡大が顕著になり、必然的にポジションを落とす結果となってしまった。

 ザウバーが今季のパワーユニットを使い続けることについて問われたサインツJr.は、「まぁ、彼らの幸運を願っているよ」と語る。

「通常なら、彼らは一歩後ろにいるんだ。もし、彼らが開発を受けないパワーユニットを今季残りのシーズンに使い続けるなら、彼らは2歩後退することになるだろう」

「確かに簡単なことじゃないけど、僕らは彼らに後方にいてほしいし、それは僕らにとっては良いことだけどね」

スピード不足は”とてもイライラする”

 トロロッソは直近の6レースで、わずか2ポイントしか獲得できていない。直近の日本GPでも、トップ10に挑戦することすらできなかった。

 この日本GPをサインツJr.は17位で終えている。その彼は1年落ちのパワーユニットの出力不足により、チームの戦略が制限され、オーバーテイクは不可能、そしてポジションを守ることすら難しい状況を嘆いた。

「すごく苛立たしいよ。それは、言わなきゃいけない」

 日本GP後にサインツJr.はそう認めた。

「僕はできることのすべてを試してみたんだ。とても想像できないだろうね。僕は(エステバン)グティエレスをターン6のアウト側からパスしたんだ。それが、僕がこのレースでオーバーテイクできる、唯一の場所だったんだ」

「とても苛立たしい。レースで戦略が決まっているのに、オーバーテイクができないってことを知っているんだから。失望だよ」

「でも、それが現実なんだ。僕らはそれを修正し、対処しなきゃいけないんだ」

「僕らは鈴鹿で、標準的なダウンフォースレベルを選んだ。トップスピードのためには一切の妥協はしなかったんだ。そのおかげで、マレーシアに比べて予選のパフォーマンスは向上したと思う。しかし、レースでは悪化していた。僕らはそれについて、分析する必要がある」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 日本GP
ロケーション 鈴鹿サーキット
ドライバー カルロス サインツ Jr. 発売中
チーム ザウバー , トロロッソ 発売中
執筆者 Valentin Khorounzhiy
記事タイプ 速報ニュース