シロトキン後援者、投資は”マシン開発のため”とチーム経営支援を否定

シロトキンの後援者は、ウイリアムズへの投資はチーム経営を援助するためではなく、マシン開発のためのものだと語った。

 今年ウイリアムズからF1デビューを果たすセルゲイ・シロトキンの後援者は、シロトキンをウイリアムズに乗せるために投資をしているのではなく、マシン開発のための投資を行っていると述べた。

 昨シーズン限りでF1を引退したフェリペ・マッサの後任として、ウイリアムズはシロトキン、ロバート・クビサ、パスカル・ウェーレイン、ポール・ディ・レスタの4人を候補に挙げていた。そして先月、シロトキンの起用を正式に発表。クビサがリザーブドライバーとなることも明らかになった。なおシート争いに敗れたウェーレインは、DTM(ドイツツーリングカー選手権)への復帰が決まっている。

 しかしウイリアムズは財政的な穴を埋めるために、シロトキンの起用したのではないかという疑問が生まれた。

 彼のキャリアをサポートしているSMPレーシングの上層部は、投資金はチームの援助に使われるのではなく、マシン開発に費やされることを明確な狙いとしていると語っていた。

 SMPレーシングのCEOであるドミトリー・サモルコフは、こう話した。

「シロトキンとチームとの契約における財政的な部分はトップシークレットだ。だがより速いマシンを製作するためにも、我々は投資金がテクノロジー開発に充てられるだろうと見込み、そして確信している」

「より明確に話すと、つまりこういうことだ。ウイリアムズとの財政的な協力は、マシン開発のためのものだ」

「そのお金がどういうものであれ、マシンをより競争力のあるものに仕立て上げるために使われるだろう」

 またSMPレーシングの代表であるボリス・ローテンベルグも、ウイリアムズにお金が支払われているものの、それがシロトキンを起用するうえで決定的な要因であったとは感じていないと述べている。

 彼らが支払った金額について尋ねると、彼は「金は常にモータースポーツの重要な部分を占めている。これは費用のかかるスポーツなのだ」と話した。

「しかしここ(ドライバーの起用)に金の要素はない。マシンに乗って仕事ができること、チームのレギュラードライバーと同じくらい速く走れること、そしてエンジニアらと仕事をし、チームとの素晴らしい関係性を築くことができるということをを証明したセルゲイ自身こそが、起用の決定的な要因だ」

「そういうわけでウイリアムズは彼を選んだ。(昨シーズン終了後の)アブダビでのタイヤテストでは、彼は自分のベストを尽くし、周囲を驚かせた」

「もちろん我々はお金を投資している。だがそれはテクノロジーや新しいマシンに対しての投資だ。2月になればその効果が分かるだろう」

 ウイリアムズのテクニカルチーフであるパディ・ロウは、今年のマシンは昨年のものと比べて、”重要な進歩”を遂げるだろうと考えている。

「チームとして目標を定め、それを達成することを常に目指している」

「今シーズンのマシンにはすでに準備ができており、今月末には実際に走らせる。昨年のマシンと比べて、マシンは非常に大きく進歩しているはずだと考えている」

「他のチームと比較して、我々がどのあたりにいるのかということは予測できない」

「毎年、そして毎月、我々はプッシュし続けている。自分たちに何ができるのかということには楽観的な姿勢でいるが、同時に現実的でもある」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー セルゲイ シロトキン
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース