シロトキン、ウイリアムズと”複数年契約”を締結「1年では意味がない」

ウイリアムズは、新たにチームに加入するセルゲイ・シロトキンと複数年契約を締結していたことを明らかにした。

シロトキン、ウイリアムズと”複数年契約”を締結「1年では意味がない」
Sergey Sirotkin, Williams
Sergey Sirotkin, Williams FW40
Sergey Sirotkin, Williams FW40
Sergey Sirotkin, Williams FW40
Sergey Sirotkin, Williams eats
Sergey Sirotkin, Williams FW40
Sergey Sirotkin, Williams FW40
Lance Stroll and Sergey Sirotkin, Williams

 先日ウイリアムズF1チームは、昨年限りでF1を引退したフェリペ・マッサの後任にセルゲイ・シロトキンを起用することを発表した。この時、契約年数には触れられていなかったが、シロトキンとチームとの契約は”複数年”であると明かされた。

 シロトキンは、ロバート・クビサなど複数のドライバーとのシート争いを勝ち抜き、F1に残る最後の空きシートを手に入れランス・ストロールのチームメイトとなった。

 モスクワで行われたウイリアムズ-SMPレーシングのイベントでは、チーム側とシロトキンのロシアの支援者が重視していた点は、長期契約であったことが語られた。

 ウイリアムズのCEOであるマイク・オドリスコールは、以下のように語った。

「我々はセルゲイと複数年契約を結んでいる。それにセルゲイのことを大いに信頼している」

「どのドライバーであっても、契約の特定条件について話すことはないが、これは多くのF1チームでもよくあることだ」

「だが今回の契約は複数年であるということをお伝えしよう。今後数年の間は、ウイリアムズのユニフォームを着ているセルゲイを見られるだろう」

 またSMPレーシングの最高経営責任者であるドミトリー・サモルコフは、1年以上の契約を締結することが重要だったと述べた。

「セルゲイとチームの仕事を考えると、たった1年の契約にサインすることは重要ではないとわかっていた」

「我々のプログラムは1年以上の契約を考えて作られている。契約には柔軟性があるが、間違いなく”1年以上”だ」

 さらにウイリアムズのチーフテクニカルオフィサーのパディ・ロウも、次のように話した。

「今年はセルゲイと仕事ができることになってとても興奮している。それも今後何年かに渡ってそうできるのだ」

「マイクが話したように、セルゲイやSMPレーシングとは複数年のパートナーシップを結んでいる」

「SMPレーシングの仕事は非常に印象的で、若手ドライバーをサポートするプロセスや手本をこの業界に示している」

「我々がモータースポーツに対して本当に求めていることは、最高の才能を持つドライバーがトップに立つことだ。機会、幸運、そして金に左右されている人は才能ある人物ではない」

アブダビでのテストは”完璧”

 オドリスコールは、シロトキンとクビサが参加した昨年の最終戦後に行われたテストについて、シロトキンのパフォーマンスは”完璧”であったと説明し、またロウも彼が支援者以上にリラックスしていたと語った。

「あの時はっきりとわかったことは、セルゲイが”パフォーマンスを発揮する必要がある”とわかっている時に、どれほど落ち着いているか、ということだ」

「彼が最初の数周を走った時から、ガレージの中でエンジニアたちが(シロトキンの)ラップタイムやフィードバックの正確さにどれほど感銘を受けたか、もしその場にいればあなた方もその雰囲気を感じ取ることができただろう」

「彼はミスをしなかった。だから彼が素晴らしいドライバーであるとすぐに感じることができた。我々が求めていたドライバーはまさに彼であると、エンジニア全員がそう感じていた」

 さらにサモルコフは、シロトキンがドライバーに起用されたのはテストの土壇場でタイムを更新し、驚くようなパフォーマンスを発揮したからではなかったと述べた。

「我々は、ウイリアムズが最高の選択肢を行使したのだと理解している。それは我々がアブダビでのテストで目標としていたものであり、それに向けて準備をしていた」

「ただセルゲイが目立っていたから、良いタイムを記録したからではない。彼らはセルゲイに注目し、それでテストに参加することになった。これはその時に成し遂げられた仕事の集大成だ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー セルゲイ シロトキン
チーム ウイリアムズ
執筆者 Glenn Freeman