シンガポールでのペナルティは? ホンダからの報告を待つマクラーレン
執筆: Jonathan Noble
マクラーレンは、イタリアGPでトラブルが起きたMGU-Kを交換する必要があるか、ホンダからの報告を待っている。





マクラーレンは、シンガポールGPでストフェル・バンドーンがパワーユニット交換のペナルティを受ける必要があるのかどうか、ホンダからの報告を待っているという。
公道コースで行われるシンガポールGPは、ハンガリーなどハイダウンフォースのサーキットで好成績を残してきた今季のマクラーレンにとって、ポイントを獲得する大きなチャンスである。
そのためマクラーレンは、ベルギーGPとイタリアGPで新規のパワーユニットを投入しグリッド降格ペナルティを受けることで、シンガポールに向け万全の体制を整えてきた。しかしイタリアGPではストフェル・バンドーンのMGU-Kにトラブルが発生してしまった。
ホンダはシャフトを交換すればペナルティを受けることなくシンガポールGPに出走できると示唆していたが、この修理が完了したかどうか、マクラーレンは報告を待っているという。
「シンガポールは、今年のベストチャンスのひとつだ」
マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエはそう語る。
「我々はここでグリッド降格ペナルティを受けることを避けるため、努力してきた。ストフェルはモンツァでリタイアしてしまったが、新しいパワーユニットのエレメントを使う必要はないはずだ。しかしこれはまだ、正式には確認できていない」
ホンダはイタリアGPで、小さなアップデートを施したパワーユニットを投入した。このパワーユニットは、苦戦すると予想されていたモンツァで、バンドーンが予選Q3に進出するのを助けた。
ブーリエは、シンガポールGPに向け、強気の姿勢を見せる。
「ブダペストの次にベストなグランプリだ」
そうブーリエは語った。
「シンガポールでは、2台のクルマが揃ってQ3に進出するのを目標にしなければならない」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | シンガポールGP |
ロケーション | シンガポール市街地コース |
ドライバー | ストフェル バンドーン |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Jonathan Noble |
シンガポールでのペナルティは? ホンダからの報告を待つマクラーレン
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